映画『雪の華』のあらすじ・ネタバレ・感想

邦画

2003年に大ヒットした、中島美嘉のラブソング「雪の華」をモチーフに制作された『雪の華』。

今回は、映画『雪の華』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法をご紹介します。

『雪の華』の作品概要

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上映日2019年2月1日
上映時間125分
制作国日本
監督橋本光二郎
脚本岡田恵和
音楽葉加瀬太郎
主題歌中島美嘉「雪の華」
出演中条あやみ/登坂広臣/高岡早紀/浜野謙太/田辺誠一/箭内夢菜

中島美嘉の大ヒット曲「雪の華」から着想を得た作品。幼い頃から病魔に侵されていた主人公が、余命1年を宣告され、死ぬ前に恋愛をするというストーリーとなっている。100万円と引き換えに期間限定の恋人を手に入れた主人公は、夢の実現のために最後の力を振り絞る。

『雪の華』のあらすじ

余命宣告をされた美雪は、「両親が出会ったフィンランドでオーロラを見る」という夢を抱いていた。そんなとき、ひったくりの被害にあった美雪は、悠輔(ゆうすけ)という青年に助けられる。

半年後に悠輔と再会し、悠輔が兄弟を育てながら働いているのを知った美雪は、100万円を渡す代わりに恋人になってほしいと伝える。

始めは乗り気ではなかった悠輔も次第に美雪に惹かれていき、2人はかけがえのない時間を過ごす。

登場人物紹介

悠輔(登坂広臣)

悠輔(ゆうすけ)。ガラス工芸家を目指しながら、先輩の岩永が経営するカフェで働く青年。100万円と引き換えに、1ヶ月恋人になることを美雪から提案され、渋々応じる。

美雪(中条あやみ)

幼い頃からの病気のせいで、余命1年を宣告された女性。「見れば奇跡が訪れる」という赤いオーロラを見ることを夢見ている。

礼子(高岡早紀)

美雪の母親。美雪の父親である夫とはフィンランドで運命的な出会いを果たした。夫とは死別しているが、女手一つで美雪を大切に育ててきた。

岩永(浜野謙太)

悠輔の先輩で、カフェのオーナー。面倒見がよく、フレンドリーな性格。すぐに100万円が用意できないとカフェがつぶれてしまうという危機におちいっている。

若村(田辺誠一)

幼い頃から美雪のことを診てきた主治医。「フィンランドでオーロラが見たい」という美雪の夢を応援している。

[出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/yukinohana-movie/about/cast/index.html]

『雪の華』のネタバレ

この先、『雪の華』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

期間限定の恋人

幼い頃から病気がちだった美雪は、あるとき主治医の若村から「余命1年」を宣告される。状況をうまく呑み込めず、ぼんやりしながら帰宅していた美雪は、ひったくりの被害に遭ってしまった。

 

突然のことで声を上げることもできず、されるがままになっていた美雪を見かねた悠輔は、ひったくり犯からバッグを取り返してくれた。

 

半年後、ずっと悠輔の事を気にしていた美雪は、街で悠輔を見かける。運命を感じた美雪は後を追い、悠輔がカフェで働いている事をつきとめる。美雪は意を決して店に入るが、悠輔は深雪の事を覚えていなかった。

美雪は落胆しつつも、そのカフェが経営危機に陥っていることを知る。そこで、美雪は悠輔に「100万あります。使って下さい」と言い、「その代わり、私の恋人になって下さい」と続けた。悠輔は戸惑いながらも応じ、2人は1ヶ月だけ付き合うことにした。

美雪と悠輔

悠輔は、100万円をカフェのオーナーである岩永に渡し、カフェはなんとか閉店を免れた。美雪は、恋人とやってみたいことをノートにまとめ、1つずつ実行していく。

美雪は、同情されるのを避けるために、自分が余命宣告をされていることを悠輔に話さなかった。悠輔は、美雪を金持ちの娘くらいとしか思っておらず、貧乏な自分と比べてあまり良い感情は抱いていなかった。一方で、美雪はきちんと恋人として接してくれている悠輔に、徐々に惹かれていく。

そんなとき、美雪は主治医の若村とカフェで話すことになった。その姿を偶然見てしまった悠輔は、嫉妬に似た感情を抱く。

そして、定期的な検査の結果、美雪の身体は着実に病魔に侵されていることが分かった。時間がないことを理解した美雪は、ノートに書いた「恋人との旅行」を叶えるため、悠輔をフィンランド旅行に誘う。

赤いオーロラ

美雪は、最後の思い出になるフィンランド旅行を存分に満喫した。悠輔も、フィンランドで美雪と過ごすうちに、美雪に惹かれていることに気が付く。2人は自然と手を繋ぎ、キスをした。そして、契約は満了を迎えた。

その後、「もう少し俺と一緒に」と言いかけた悠輔を遮るように、美雪は「ありがとう」と告げて足早に去っていく。家についた美雪は、高まる気持ちを我慢できずに泣き出してしまった。美雪の母・礼子は、美雪を何も言わず抱き締めた。

 

本格的に治療に入るために、美雪は入院することになる。そして、1番最後の思い出を作るため、「父と母の見た、赤いオーロラをどうしても見たい」と若村に告げる。若村は、美雪のフィンランド生きを許可した。

その様子を、たまたま病院に来ていた悠輔が目撃する。美雪が去ったあと、悠輔は若村から話を聞いた。若村は、「自分の口からは話せない」と言い、悠輔は礼子から説明を受けることになる。

そして、悠輔は美雪が余命宣告されている事や、なぜ美雪が大金を払って期間限定の恋人を探していたのかを知る。いてもたってもいられなくなった悠輔は、お金を工面してフィンランドに向かった。

愛し合う2人

フィンランドでは、美雪が1人でオーロラが出るのを待っていた。そして、美雪は「自分が本当に欲しかったのは、赤いオーロラではなく悠輔だった」と気づく。悠輔との思い出を思い返した美雪は、悠輔への気持ちを叫んだ。

すると、美雪の耳には聞きなれた声が届く。美雪が驚いて振り向くと、そこには悠輔が立っていた。2人が抱き合い、気持ちを伝え合うと、赤いオーロラが現れた。幸せに包まれた2人は、オーロラの下でキスをする。

 

それから1年後、美雪は苦しい治療に耐えて生きていた。美雪のそばには悠輔がいてくれたため、美雪は何とか生きていくことができた。そのころ、美雪は1人で立つことすらできなくなっていたが、2人は幸せだった。

貸し切ったカフェに2人でいると、外では雪が降り始める。悠輔は、歩けない美雪を抱き上げて外に出た。美雪は、愛する人の側にいる幸せ噛みしめながら目をつぶった。悠輔は、そんな美雪を優しく抱き直した。

『雪の華』の感想

「声出してけよ、声!」というセリフは、カバンをひったくられても無抵抗だった美雪に、悠輔が言ったものです。このセリフを受けて、美雪が悠輔への想いを叫ぶところには心が動かされました。

余命宣告系の物語の中で、この作品の他との違いは、何と言ってもその映像美だと思います。1回目の旅行の時は夏、2回目は冬と、季節ごとに異なるフィンランドの風景が印象的です。特に、雪景色のシーンの美しさは圧巻でした。

 

また、キャスティングも絶妙だったと思います。中条あやみさんの透き通るような肌や、人形のような可愛らしい顔立ちが、病弱でも美しい美雪の像とよく合っていたように感じます。

中条あやみさんも、登坂広臣さんも、モデルや歌手としてデビューしており、生粋の役者というわけではありません。しかし、このような華やかな経歴を持つ2人だからこそ、フィンランドの壮大な景色に負けない存在感をかもし出していたのだと思いました。

『雪の華』の視聴方法

『雪の華』はDVDの購入やレンタル、U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2020年5月現在、『雪の華』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT有料レンタル1,990円
Hulu視聴不可1,026円
Amazonプライムビデオ有料レンタル500円
Netflix視聴不可800円
FODプレミアム視聴不可888円
dTV有料レンタル500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス有料レンタル562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム無料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
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