映画『トイストーリー 3』のあらすじと感想|ネタバレあり

アニメ

世界最高峰のアニメスタジオ・ピクサーによって製作され、シリーズ化している『トイストーリー3』。

あらすじと感想、作品情報などをご紹介していきます。

『トイストーリー3』のあらすじ

映画『トイストーリー3』のあらすじを結末まで解説しています。 この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。 (※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)

アンディ、大人になる

月日は流れ、アンディは17歳になりました。おもちゃたちは、売られたり捨てられたりするのではないかと気が気ではありません。ウッディはみんなを元気づけますが、実は誰よりも不安に思っていたのでした。

ついに、アンディは大学へ行くためにおもちゃを片付けはじめます。アンディはおもちゃを捨てることができず、屋根裏部屋にしまうことにします。最後にバズとウッディを見て迷いますがウッディを大学へ持っていく箱へ、バズを屋根裏行きの袋へ入れました。

そこに、アンディの母親がやってきます。彼女はごみと間違えて、おもちゃたちの入った袋を外に捨ててしまいました。ウッディは助けに行こうとしますが、目の前で収集車が行ってしまいます。

 

ウッディは「間に合わなかった」と落胆しますが、後ろから物音が聞こえました。おもちゃたちは、ゴミ袋から逃げ出していたのです。そして彼らは、とうとうアンディに捨てられたとショックを受け、サニーサイド保育園に寄付される道を選びます。

アンディが屋根裏部屋にしまおうとしているのを見ていたウッディは、捨てられてしまったのは勘違いだと伝えましたが、信じてもらえません。 その間に保育園の車が来てしまい、ウッディまで保育園に連れて行かれてしまいました。

地獄の保育園

保育園では捨てられることなく子供たちと遊べるので、おもちゃたちは大喜びです。しかしウッディは、アンディのところに戻ろうと保育園を出ます。

一方で、おもちゃたちが配属されたのは、おもちゃをまだ大切に扱えない幼い子供のクラス「いもむし組」でした。乱暴に扱われて疲れ果てたおもちゃを代表して、バズは年長の子供のいる「ちょうちょ組」に入れてもらうことを交渉しにいきます。

しかし、ちょうちょ組に入れるのはバズだけだと言われました。「家族のようなものだから、仲間もちょうちょ組へ入れてほしい」とバズは言いました。その時くまのぬいぐるみのロッツォは、態度を変えます。バズをデモモードにして出荷状態に戻し、自分たちの仲間にしてしまおうと考えたのです。

 

一方、バズを待っているおもちゃたちは、ウッディが言っていたようにアンディは屋根裏に自分たちをしまおうとしていたことを知ります。そして彼らがアンディの家へ帰ろうとすると、そこへロッツォがやってきます。

ロッツォのただならぬ雰囲気におもちゃたちは逃げ出そうとしますが、それをはばんだのはバズでした。その夜、おもちゃたちは牢屋へ入れられ、バズの監視下におかれます。

脱出作戦

ウッディは、保育園を出ようとしたところで、その保育園に通うボニーの家に持ち帰られました。ボニーはとても優しい女の子です。ウッディは楽しい時間を過ごしましたが、やはりアンディの元へ帰ろうとします。

そこでウッディは、ボニーのおもちゃたちにサニーサイド保育園はおもちゃにとって非常につらい場所だと教えてもらいました。戻るのは自殺行為だと言われてしまいますが、ウッディは仲間を助けに行きます。

 

翌日、ウッディはボニーのリュックに入ってサニーサイド保育園に向かいました。ウッディは保育園のおもちゃに脱出のヒントを聞き、みんなと再会して作戦会議を開きます。

彼らは力を合わせて次々と困難を乗り越えていき、あと少しで脱出というところまで来ました。しかしそこで、ロッツォたちに見つかってしまいました。ロッツォの仲間たちは、自己中心的なロッツォを見て失望し、彼を燃えるゴミの中に落とします。

これで逃げられると思ったウッディたちですが、リトルグリーンメンを助けた拍子に、ロッツォに引っ張られてウッディもゴミの中へ落ちてしまいました。助けようとしたほかのおもちゃたちも落ちたところで、ゴミ収集車がやって来ます。

 

ゴミ捨て場で燃やされそうになって逃げる途中、ロッツォが停止ボタンを見つけました。彼は押すそぶりを見せましたが、押す寸前に逃げ出します。ウッディたちがもう助からないと覚悟した瞬間、リトルグリーンメンがクレーンを操作して、彼らを間一髪で救いました。

そのころ、ロッツォはゴミ捨て場のスタッフに拾われて、ゴミ収集場の車に貼り付けられていました。

別れの時

ウッディたちは全員でアンディの家に戻ります。ウッディは、屋根裏に行く他のおもちゃたちと別れの言葉を交わしました。しかしウッディは、アンディとも他のおもちゃとも離れたくないと思います。

そこでウッディはメモを書き残して、仲間が入っている箱の上に置きます。そのメモを見たアンディは、ボニーの家に向かいました。おもちゃをボニーにあげるためです。そのメモには、「ボニーはおもちゃを大切にする子」と書かれていたのです。

アンディはボニーに、「みんなのこと大切にしてくれるかな。ぼくの宝物なんだ」と言いました。箱の中にはウッディも入っていました。そしてアンディは、最後におもちゃたちと遊び、「ありがとう、みんな」と別れを告げました。

『トイストーリー3』の感想

幸せな別れ

前作では「子供はいつか大人になる」ということが強調されていました。そして本作ではいよいよ別れの時がやって来ます。終わり方が全く想像できませんでしたが、涙なしには見れない感動的なラストに仕上がっていました。

アンディは最後の最後までおもちゃたちのことを愛していて、おもちゃたちもアンディのことを大切に思っています。アンディは大学に、おもちゃたちは新しい持ち主のところにそれぞれ向かい、別の世界で生きることを決めました。「これほど幸せな別れが今まであっただろうか?」と思います。

おもちゃを譲ることを通して、「おもちゃは生き続ける」というメッセージが伝わってきました。『トイストーリー3』で、アンディとの物語はいったん終わりました。『トイストーリー4』では、どのように物語が展開していくのか気になります。

おもちゃを見習って

『トイストーリー』では、アンディとおもちゃたちの関係の全盛期が描かれました。『トイストーリー2』では、「いずれは捨てられてしまうのか?」という不安がおもちゃたちを襲い、『トイストーリー3』の完全な別れに繋がります。

このことから分かるのは、「どう生きるか」と言うことだと思います。アンディが幼い間は、おもちゃたちはおもちゃとして遊ばれていればよかったのです。その役目が終わったときに、流れに身を任せるのか、自分で道を切り拓くのか、どちらを選択することが大事なのかがわかりました。

人間も誕生・成長・繁栄・衰退という道をたどります。衰退したときにもう一度復活できるためには、おもちゃたちのように行動しなければならないのだと思いました。

『トイストーリー3』の作品情報

created by Rinker
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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上映日2010年7月10日
上映時間103分
制作国アメリカ合衆国
ジャンル映画
キャストトム・ハンクス、ティム・アレン
監督ジョン・ラセター
主題歌ダイアモンド☆ユカイ「君はともだち」

登場人物紹介

ウッディ(声:トム・ハンクス)

アンディが一番気に入っているカウボーイの人形。おもちゃたちのリーダー的存在で、仲間のことは決して見捨てない正義感の強いタイプです。

バズ・ライトイヤー(声:ティム・アレン)

レーザー光線や、飛び出す翼などの機能を備えた最新型アクションフィギュア。決め台詞は「無限のかなたへ、さあ行くぞ!」

ジェシー(声:ジョーン・キューザック)

元気なカウガールの女の子。ウッディと同じく、古いアニメの登場人物でした。

ロッツォ(声:ネッド・ビーティ)

イチゴのにおいがするぬいぐるみ。いい人そうに見えますが、実はサニーサイド保育園を支配する悪のリーダーです。

ミスター・ポテトヘッド(声:ドン・リックルズ)

ジャガイモ頭のジェントルマン。妻のミセス・ポテトヘッドとは仲良しで、目や耳が取り外せるという特徴を持っています。

レックス(声:ウォーレス・ショーン)

ティラノサウルスのプラスチック製のおもちゃ。見かけによらず、臆病で優しい性格です。

ハム(声:ジョン・ラッツェンバーガー)

お腹にお金をため込むブタの貯金箱。少々うぬぼれや屋で、口数が多い性格です。

[出典:https://www.disney.co.jp/fc/toystory.html]