映画『翔んで埼玉』のあらすじ・ネタバレ・感想

邦画

埼玉県が徹底的にしいたげられた架空の世界を舞台にしたパロディ・コメディ映画『翔んで埼玉』。

今回は、映画『翔んで埼玉』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・原作をご紹介します。

『翔んで埼玉』の作品概要

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上映日2019年2月22日
上映時間106分
制作国日本
監督武内英樹
原作魔夜峰央「翔んで埼玉」
脚本徳永友一
音楽Face 2 fAKE
主題歌はなわ「埼玉県のうた」
出演二階堂ふみ/GACKT/伊勢谷友介/ブラザートム/麻生久美子/島崎遥香/成田凌/中尾彬/間宮祥太朗/加藤諒/益若つばさ/武田久美子/麿赤兒/竹中直人/京本政樹

埼玉県が徹底的に見下され差別された架空の世界を舞台にした伝説の同名ギャグ漫画を実写映画化。『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督が、主演の二階堂ふみとGACKTをはじめ豪華キャストでおくるパロディ・コメディ。

興行収入は約37億円を超え、2019年の邦画の興行成績で第8位になるという予想外のヒットを記録。舞台となった埼玉県ではそのうちの10億円を突破するという根強い人気を誇った。

『翔んで埼玉』のあらすじ

かつて埼玉県民は東京都民からひどい差別を受け、身を潜めて暮らしていた。東京の超名門校・白鵬堂学院でも、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美(だんのうらももみ)によって埼玉県人は容赦ない迫害にあっていた。そんなある日、アメリカからの帰国子女・麻実麗(あさみれい)が転校してくる。

洗練された立ち居振る舞いの麗は、実は隠れ埼玉県人で埼玉解放戦線のメンバーだった。しかし、百美はそんな麗にいつしか恋心を抱くようになる。正体がバレて追われる身となった麗と百美は共に埼玉解放を目指して戦いを挑む革命を起こすことになる。

登場人物紹介

しいたげられてきた “埼玉県”

麻実麗(GACKT)


白鵬堂学院の転入生でアメリカ帰りの帰国子女。容姿端麗で都会的なセンスを持ち、大手証券会社の御曹司。しかし、その正体は埼玉県の大地主・西園寺家の子息で、都知事となって埼玉県の通行手形制度を撤廃することを目標とする。

埼玉デューク(京本政樹)


埼玉県人でありながら、都会的なオーラを持ち東京を歩いても誰からも疑われない伝説の男。東京で埼玉県人の地下組織を作り、クーデターを仕掛けようとしていたが、何者かに正体を知られ行方不明となっていた。

埼玉県人の青年(間宮祥太朗)


東京に通行手形なしで潜入し埼玉狩りに遭う。

下川信男(加藤諒)


元埼玉県人で白鵬堂学院に通う3年Z組の生徒。

おかよ(益若つばさ)


麗の家政婦。

西園寺宗十郎(麿赤兒)


所沢の解放戦線の拠点にいる麗の父。麗に数秒後に爆発するメッセージを送る。

日本の頂点 “東京都”

壇ノ浦百美(二階堂ふみ)


東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長。 東京都知事の息子であることを鼻にかけて、とりわけ埼玉県人には横暴な態度をとる。しかし麻実麗と過ごすうちに心変わりしていく。

壇ノ浦建造(中尾彬)


百美の父で東京都知事。

壇ノ浦恵子(武田久美子)


百美の母。執事の阿久津とただならぬ関係を持つ。

東京に媚びる “千葉県”と “神奈川県”

阿久津翔(伊勢谷友介)


東京都知事・壇ノ浦建造の執事。 しかし、その正体は千葉解放戦線のリーダー。都知事にすり寄ることで、千葉県の通行手形制度を撤廃するために暗躍する。

神奈川県知事(竹中直人)


東京に次ぐ第2位の県として埼玉と千葉の争いを高みから見物する。東京と蜜月関係にある。

現代パート

菅原好海(ブラザートム)


埼玉出身で埼玉県熊谷市在住。菅原家の主。

菅原真紀(麻生久美子)


千葉出身で埼玉県熊谷市在住。好海の妻。

菅原愛海(島崎遥香)


埼玉県熊谷市在住。東京に憧れる菅原家の娘。

五十嵐春翔(成田凌)


愛海の婚約者でさいたま市浦和区在住の “埼玉都民”。

[出典:http://www.tondesaitama.com/index-2.html]

『翔んで埼玉』のネタバレ

この先、『翔んで埼玉』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

しいたげれてきた埼玉県人

埼玉県熊谷市に住む菅原愛美(すがわらまなみ)は結納のために父親の好海(よしみ)と母親の真紀(まき)と一緒に軽トラで東京へ向かいます。その道中、怪しげな都市伝説を紹介するラジオドラマが始まります。それは「埼玉を解放するべく立ち上がった者たちの革命の物語」でした。

その昔、埼玉県人は通行手形がなければ東京に出入りすることができず、見つかるとすぐに強制送還されていました。埼玉県人の青年は非合法な方法で東京に入りクラブで遊ぼうとしますが、埼玉県人急襲部隊・SAT(サイタマ・アタック・チーム)の埼玉狩りに遭います。

東京の街中に特殊な監視カメラが張り巡らされていて、通行手形を持たない不法侵入者を感知すると埼玉警報が発令されます。埼玉県人は「理不尽で不自由な生活から脱出したい」と願っていました。

埼玉県人の救世主・麻実麗

ある日、東京の超名門校・白鵬堂学院にアメリカから麻実麗(あさみれい)が転校してきます。学院は出身地の都会指数ごとにランク付けされており、埼玉県出身の生徒が集まるZ組は最底辺でした。麗は東京都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美(だんのうらももみ)と会います。

百美は埼玉県人を見下し、具合の悪くなったZ組の生徒が医務室に行くことを許可しませんでした。それを見た麗は百美の足をひっかけて倒し、Z組の生徒の味方をします。腹を立てた百美は父親の壇ノ浦建造(だんのうらけんぞう)に「麗を退学させて」と頼みます。

しかし、麗は証券会社の御曹司で学校に莫大な寄付金を払っており、建造は「追い払うことはできない」と断ります。一方、“秘境の地・群馬県” では未確認巨大生物の足跡が発見され、非常事態宣言が発令されていました。

 

港区の高層マンションの自宅で、麗は父親からのビデオメッセージを見ます。麗の父親は西園寺宗十郎(さいおんじそうじゅうろう)という埼玉県人でした。麗は実は埼玉県人で、都会指数を高めるために麻美家に養子へ出されたのでした。

最終的には東京都知事になって通行手形制度を撤廃し、埼玉を解放することが麗の使命だったのです。宗十郎がビデオメッセージで、指で輪っかを作って腕をクロスする埼玉ポーズをすると、麗も同じポーズをします。ビデオメッセージは証拠を残さないために数秒後に爆発しました。

百美が麗に恋に落ちる

麗のことを良く思わない百美は臨時集会を開き、全校生徒の前で麗に恥をかかせようと、瓶の中の空気を吸い都内のどこの空気か当てる “東京テイスティング” をさせます。アメリカ帰りの麗には不利なはずでしたが、麗は百美のベストタイムを抜いて全ての空気を言い当てます。

勝負に負けたことが信じられず、百美は立ちくらみを起こします。倒れそうになった百美を麗がお姫様抱っこして医務室へ連れて行きます。医務室で百美は麗に突然キスされます。麗にとってはアメリカの習慣のつもりでしたが、百美は麗に恋心を抱くようになります。

百美は麗を自宅に招き、両親に紹介します。麗がすきを見て都知事の部屋へ入ろうとしたところを、執事の阿久津翔(あくつしょう)が止めます。阿久津は麗が埼玉県人であることを見抜いていました。

 

阿久津は埼玉デュークという男の話を始めます。30年前、埼玉デュークは都会指数を高めて都民に紛れ込み、埼玉県人に声をかけて地下組織を作り、クーデターを仕掛けようとしました。しかし、埼玉デュークは何者かにその正体を知られ、顔に傷を負って命からがら逃げたのでした。

追われる身となった百美と麗

百美と麗は壇ノ浦家を後にし、遊園地でデートをします。しかし、突然埼玉警報が発令されます。園内にいた麗の家政婦おかよとその息子がSATに見つかったのです。SATはおかよの味方をする麗を疑い、埼玉県の特産品・草加せんべいを踏ませようとします。

麗は埼玉県のシンボル・シラコバトつきの草加せんべいを踏むことが出来ず、埼玉ポーズをして埼玉県人であることを明かします。おかよは麗を逃がすために自ら犠牲となってSATに捕まります。百美は麗が埼玉県人であることに衝撃を受けながらも、麗と一緒に逃げます。

「麗が隠れ埼玉県人だ」という情報は学校にも知れ渡り、百美が麗に恋をしていることも両親にもバレて、百美と麗は追われる身となります。麗の父がいる所沢に行こうとしますが、東京から埼玉へ抜ける道は全て封鎖されていました。ふたりは列車で茨城を経由して埼玉に入ることにします。

埼玉 vs. 千葉

その当時、埼玉と千葉は犬猿の仲で、通行手形を撤廃しようとする両県の解放戦線が争っていました。万が一、千葉解放戦線に捕まれば千葉の特産品・ピーナッツを体中の穴に詰め込められ、九十九里浜で地引網漁をする苦行が待っているというのです。

千葉の野田付近で麗と百美が乗った列車が止まってしまい、ふたりは農民の荷車に乗せてもらい移動します。しかし、その農民は阿久津率いる千葉解放戦線の人間でした。阿久津は実は千葉県人で、通行手形を撤廃するために都知事に賄賂を送り、しもべとして一家代々仕えてきたのです。

現代で、ラジオドラマに夢中になっていた菅原家の軽トラはなぜか千葉に入っていました。父親が千葉のことを「チバラキ」とバカにしたことで、千葉出身の母親は「埼玉には海がない」と挑発し、ふたりは車を下りてケンカを始めます。見かねた娘の愛美が両親を車に連れ戻します。

 

麗と百美は阿久津たちに九十九里浜へ連行されます。百美が警察によって東京へ連れて戻されそうになったとき、白馬に乗った男とバイクに乗った2人組が現れ、百美と麗はそのバイクに乗って千葉解放戦線から逃れます。百美と麗はその男に連れられ春日部に着きました。

伝説の男・埼玉デューク

百美と麗を助けた男は埼玉解放戦線のリーダー・埼玉デュークでした。埼玉デュークはクーデターを起こそうとしたとき、阿久津の父親・エンペラー千葉に襲われたのでした。エンペラー千葉はクーデターを未然に防いだことが評価され、阿久津家は歴代都知事に執事として仕える職を得たのでした。

埼玉デュークは水面下で活動を続け、「歴代都知事が通行手形制度に便乗して闇手形を発行し、儲けたお金を金塊に変えてどこかに隠している」という情報を手に入れました。金塊を見つけて歴代都知事の悪行を暴けば、通行手形制度を撤廃できるのではないかと麗は考えます。

百美は尊敬していた父親が悪事を働いていることにショックを受けます。その夜、百美が「なぜそこまでして埼玉を救おうとするのか」と尋ねると、麗は「互いを認め合いたいだけだ」と答えます。他県への見方を変えた百美は金塊を見つけ出して父親の通行手形制度を撤廃させることを誓います。

 

しかしその時、百美は高熱を出して倒れてしまいます。百美は小型春日部蚊が媒介する埼玉特有の熱病サイタマラリヤにかかっていました。サイタマラリヤは東京でしか治療できないため、東京への抜け道を知る埼玉デュークが百美を白馬に乗せて東京に連れて行きます。

一致団結する埼玉県人

都庁で壇ノ浦都知事は阿久津に「埼玉解放戦線を潰せば千葉の通行手形を撤廃し、千葉を東京・神奈川に次ぐ第3の県として認めてやる」と言います。埼玉デュークは百美を乗せて白馬で草加を抜けていましたが、何者かに撃たれ落馬します。百美が目を覚ますと自宅のベットにいました。

埼玉解放戦線のアジトにいた麗は百美が一命をとりとめて療養しているとの連絡を受け安心します。しかし同時に、埼玉デュークが何者かに暗殺され、千葉が埼玉に攻め込んでくると聞きます。さらに池袋にいた埼玉の地下組織は千葉の特殊最終兵器・埼玉ホイホイによって壊滅状態でした。

そこへ麗の部下・猿橋(さるはし)がボロボロになって入ってきます。猿橋は所沢の拠点でSATに襲われる直前の宗十郎のビデオメッセージを持ってきたのです。宗十郎はメッセージで、麗の本当の父親が埼玉デュークであることを教えます。

 

革命家として生きることを決意した埼玉デュークは麗を兄の宗十郎に託したのでした。メッセージの中で宗十郎はSATに捕らえられ、ビデオメッセージも数秒後に爆発しました。麗は埼玉を守るため埼玉解放戦線のリーダーとして、千葉を迎え撃つことを決意します。

麗は埼玉の各支部のリーダーを呼び集め、千葉との戦いに備えるよう伝えます。しかし、リーダーたちは戦いに消極的で、お互いにどこが埼玉の中心か言い争い始めます。麗は埼玉県人が「ださいたま」などと周りにけなされていることを自分たちを卑下するリーダーたちに思い出させます。

それを止めに入ったのは下川信男(しもかわのぶお)率いる3年Z組の生徒たちでした。信男は「身内で削り合うのをやめ、埼玉への郷土愛を証明しよう」と訴えます。そして、各支部のリーダーたちは団結します。

埼玉と千葉の全面戦争

百美は父親の隠し部屋で群馬の赤城山の地図を発見します。百美はその地図を持って秘境の地・群馬県にたどり着きますが、ジャングルで巨大生物を目撃していけにえにされそうになります。一方、千葉と埼玉の全面戦争の前夜、ある人物が千葉解放戦線のアジトへやって来ます。

埼玉と千葉の戦争は県境の流山橋で行われました。江戸川を挟んで埼玉は9万、千葉は7万の軍勢がにらみ合います。最初に攻撃を仕掛けた千葉勢は千葉出身の一流アーティスト・X JAPANのYOSHIKIの旗を掲げます。そこから埼玉と千葉の出身有名人対決が始まります。

埼玉と千葉の争いを自宅のテレビで見ていた壇ノ浦都知事のもとへ、東京と蜜月の神奈川県知事がやって来ます。神奈川県知事は都知事がコレクションしている神奈川県名物・崎陽軒のひょうちゃんの還暦記念バージョンを贈って帰ります。一方、流山橋で埼玉と千葉の軍勢が激しく衝突します。

百美が都知事の陰謀を暴く

同じ頃、都知事のもとへ百美がやって来ます。百美が見た巨大生物は、実は群馬県人が作った偽物でした。歴代都知事は群馬県知事に金を握らせて、赤城山の洞窟に隠した金塊に近づけさせないよう群馬が危険な土地だとアピールしていたのです。百美は洞窟内の膨大な量の金塊を見ます。

百美は父親である都知事に詰め寄りますが、建造はその事実を握りつぶそうとします。そこへ埼玉と千葉の連合軍が都庁に向かって攻め込んできているという情報が入ります。百美は埼玉と千葉の連合軍を攻め込ませることでメディアの注目を集め、都知事の不正を暴露しようとしていたのでした。

東京を守ろうとする機動隊と埼玉と千葉の連合軍が死闘を繰り広げます。いつしか埼玉県人と千葉県人は互いの良さを認め合うようになっていました。阿久津は麗を助けて、先に行くよう伝えます。麗を先頭にして連合軍が機動隊を突破し、都庁の前にやって来ます。

都知事の不正を記した書面をばらまこうとする百美に都知事は土下座します。父親の惨めな姿に心苦しさを覚えつつ、百美はその書類を自宅のある都庁の窓からばらまきます。埼玉・千葉の連合軍は空を舞う書類を見て「目的が達成された」と喜ぶのでした。

革命の終結

決戦前夜、阿久津のもとに現れたのは埼玉デュークでした。埼玉デュークは撃たれたとき、崎陽軒のひょうちゃんを見つけ、東京から指図を受けた神奈川県人の仕業だと気づきました。そして、都知事が千葉県の通行手形を撤廃する気がなく、反乱軍をまとめて逮捕することが目的だと悟ったのです。

阿久津が埼玉との休戦協定を結ぼうとしていたとき、群馬から百美が戻ってきました。百美が群馬や栃木の人間にも協力してもらい、都庁に群衆を集める作戦を考案したのです。こうして、都知事は警察に連行されます。勝利に喜ぶ群衆の中で、麗は百美にキスするのでした。

現代で、菅原家は結納の場に到着してもラジオをずっと聞いていました。愛美の両親だけでなく、婚約者・五十嵐春翔(いがらしはると)も自身の車でラジオに感動して泣いていました。春翔は地元愛に目覚め、春日部に家を建てようと言います。東京に憧れる愛海はその発言を聞いて気絶します。

埼玉化計画

通行手形制度が撤廃され、阿久津と麗は良きライバルとして健闘を称え合いました。しかし、その裏で新たな計画が進行していたのです。埼玉デュークは百美に「日本埼玉化計画」と書かれたファイルを託します。

現在では、ショッピングモールやガリガリ君など埼玉発祥のものが全国に広まり、発達した鉄道網で埼玉県人が全国各地に送り込まれています。しかし、それは全て埼玉解放戦線の策略だったのです。ラジオドラマの声を担当していたのは百美で、麗がラジオを流していました。

数年後、埼玉ポーズをした人間が雑居ビルの中に入っていきます。ビルの奥には巨大な地下空間が広がり、何万人もの埼玉県人が終結していました。そこには、菅原家の姿もありました。そして、埼玉県人の前に百美と麗が現れます。百美と麗は次なる計画「世界埼玉化計画」を発表するのでした。

『翔んで埼玉』の感想

魅力のない県として注目されがちな埼玉県を自虐的に描きながらも、郷土愛に満ち溢れた爆笑必至の作品でした。しいたげられてきた埼玉を解放しようとする革命が、関東圏一帯を巻き込む壮大な物語に発展する展開も見どころです。

草加せんべいを踏み絵のようにして隠れ埼玉県人を見つける “埼玉狩り” や、「さ」の形をした発疹が体に出る “サイタマラリヤ” といった突飛な架空の設定が面白おかしかったです。現実世界のご当地ネタもふんだんに使われています。

都知事の下で暗躍する千葉県人・阿久津や埼玉デュークなど豪華キャストによる個性の強いキャラクターたちも魅力的でした。二階堂ふみ演じる百美とGACKT演じる麗の禁断の恋愛が「ロミオとジュリエット」のように描かれているのも面白かったです。

『翔んで埼玉』の原作

映画『翔んで埼玉』の原作は「パタリロ!」などで知られるマンガ家・魔夜峰央(まやみねお)の同名ギャグ漫画です。魔夜峰央本人も映画の冒頭シーンに登場しています。

原作は1986年に発表されましたが、約30年の時を経てネット上で話題となり宝島社から復刊しました。原作は完結していないため、オリジナル要素が加わって映画化されました。

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