映画『タイヨウのうた』のあらすじ・ネタバレ・感想

邦画

シンガーソングライターYUIの初女優業にして主演作品。

今回は、映画『タイヨウのうた』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法をご紹介します。

『タイヨウのうた』の作品概要

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上映日2006年
上映時間119分
制作国日本
監督小泉徳宏
脚本坂東賢治
音楽YUI、椎名KAY太
主題歌YUI for 雨音薫「Good-bye days」
出演YUI/塚本高史/岸谷五朗/麻木久仁子/通山愛里/小柳友

1993年の香港映画『つきせぬ想い』に着想を得た恋愛映画。興行収入10.5億円を記録。YUIが初女優にして、主演を務め、第30回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。主題歌もYUIの書き下ろしである。2006年にドラマ化、2018年に舞台化、同年ハリウッドリメイクをされた。

『タイヨウのうた』のあらすじ

太陽の光に当たれない病気を持つ高校生、天音薫は、部屋の窓から見える青年に恋をしていた。2人は太陽の沈む夜にしか会えなかったが、幸せだった。だが、残された時間はわずかであることを知る。

登場人物紹介

雨音薫(YUI)

太陽に当たれない病気XP(色素性乾皮症)を患う高校生。

藤代孝治(塚本高史)

サーフィンが好きな青年。美咲と同じ高校に通う。

雨音謙(岸谷五朗)

薫の父。不器用だが優しい一面を持つ。

雨音由紀(麻木久仁子)

薫の母。穏やかで優しい性格。

松前美咲(通山愛里)

薫の親友。高校はサボりがち。

『タイヨウのうた』のネタバレ

この先、『タイヨウのうた』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

【起】はじまり

太陽に当たれない病気、色素性乾皮症(XP)を患う高校生、天音薫は昼夜逆転した生活を送っていた。彼女は夜になると家を出て、ギターで弾き語りをするのだった。

そんな彼女の楽しみは、早朝になるとバス停に現れる青年を部屋の窓から眺めること。彼女は名前も知らない青年が友人と戯れる様子を見て、和やかな気持ちになっていた。

ある日の夜、薫が親友の松前美咲と遊んでいた時に、いつもの青年が通りかかる。薫は青年を追いかけ、話しかけるも、美咲に引き戻される。その後、美咲の協力により、青年の名前が美咲と同じ高校に通う藤代孝治であることがわかる。

ある晩、バス停に薫が座っていた時に孝治が通りかかる。2人はそこで初めてまともに言葉を交わすことになる。初対面ながら薫に惹かれていた孝治は、薫の路上ライブを聴きに行くことを約束する。

【承】幸せな時間

夏休みになり、待ちに待った約束の日がやって来た。2人は、薫のお気に入りの場所に向かうが、そこでは別の歌手がライブをしていた。孝治の提案により、薫は彼のバイクに乗り横浜へと向かう。

ひまわりの看板の前で薫が歌い出すと、たちまち人が集まってきた。2人は互いの目を見つめながら、幸せな時間を過ごした。ライブ後、孝治は薫に告白し、交際を始める。2人が海辺で時間を忘れ話し込んでいると、日の出間近になっていた。

太陽に当たれない薫は急いで帰ろうとするが、孝治は彼女に、朝日を見てから帰ろうと提案する。孝治はまだ、薫の病気について知らなかったのだ。それでも必死に帰ろうとする薫を見て、孝治は、とまどいながらも、バイクで薫を家まで送る。

逃げるようにして去った薫を見ながら、孝治は呆然とする。この時、薫の両親と美咲が深刻な表情を浮かべ、現れる。彼らは朝になっても帰らない薫を捜索していたのだ。このとき初めて、孝治は薫の病気について聞かされる。

【転】限られた時間

なんとか家にたどり着いた薫であったが、わずかに紫外線を浴びてしまう。両親は薫を病院に連れて行く。医師は、薫の病気が進行する可能性があると言う。帰り道、車の中で薫は孝治の話を打ち明ける。父は孝治と別れるように言い、薫も孝治を諦めるのだった。

それから薫と孝治は会うこともなくなり、寂しい日々を送っていた。だが、ある日、薫が夕食のため2階から降りてくると、食卓には美咲と孝治がいた。薫の父が、薫のために呼んだのだ。突然の出来事に焦り、薫は不機嫌だったが、薫以外は明るく振舞っていた。

食事中、孝治は薫に、薫の歌をCDにすることを提案する。CD製作の費用は孝治が稼ぎ、これからは夜に2人で会おうと言う。孝治の想いに動かされ、薫は彼の提案に賛成する。

【結】タイヨウのうた

それから、孝治は必死でアルバイトをして、CD製作のための20万円を稼いだ。薫も再び生きる喜びを見出すのだが、病気は悪化していた。指が麻痺して、ギターを弾けなくなったのだ。薫は寝込んで、歌も歌わなくなる。

だが、孝治や美咲の励ましにより、薫は音楽活動を再開する。やがてCDレコーディングの日がやって来た。家族と友人、恋人に見守られながら薫は自作の楽曲を歌う。このとき、孝治は、薫のCDを音楽会社に売り込むのだと言った。薫の歌を人々に届けたいのだった。

それから、薫は暖かな愛に支えられ、病気を患いながらも幸せに暮らした。そして、ほどなくして彼女は亡くなる。

あるとき、薫の両親が何気なくラジオを聞いていると、そこから薫の歌が流れてきた。CD化した薫の歌が紹介されたのだった。美咲も孝治もそれを聴き、安らかな気持ちになった。

『タイヨウのうた』の感想

愛し合う2人が、逃れられない運命に悩まされながらも幸せを見出す物語は、定番ではありますが、感動します。16歳という若さで亡くなった薫の人生はどのようなものだったのでしょうか。優しい人たちに恵まれて、短くも幸せな人生だったのかもしれません。

太陽に当たれない薫の歌は、太陽のように、残された人たちを見守るのでしょう。身近な人の死を経験した彼らの今後の人生に、思いを馳せてしまいます。

YUIの天音薫としての初々しくも味のある演技と、プロの歌声も見どころですね。YUIのファンの方はもちろん、そうでない方も必見です。

『タイヨウのうた』の視聴方法

『タイヨウのうた』はDVDの購入やレンタル、Netflixなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2020年5月現在、『タイヨウのうた』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT見放題1,990円
Hulu見放題1,026円
Amazonプライムビデオ見放題500円
Netflix見放題800円
FODプレミアム見放題888円
dTV見放題500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス見放題562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム無料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
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