映画『少女椿』のあらすじ・ネタバレ・感想

邦画

実写化不可能と言われた漫画を、 見事映像化した『少女椿』。

今回は、映画『少女椿』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法をご紹介します。

『少女椿』の作品概要

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上映日2016年5月21日
上映時間90分
制作国日本
監督TORICO
原作丸尾末広『少女椿』
脚本TORICO
音楽黒石ひとみ
主題歌チャラン・ポ・ランタン「あの子のジンタ」
出演中村里砂/風間俊介/武瑠/森野美咲/深水元基/中谷彰宏

紙芝居を題材にした漫画『少女椿』の実写映画。 過激な内容が問題になり、アニメ映画は多くの規制を受けた。映画化も困難を極めたが、7年の歳月をかけて実現した。ベテラン俳優からアーティスト、モデルまで様々な分野で活動する演者がそろっている。

『少女椿』のあらすじ

母の病死で天涯孤独になったみどりは、赤猫サーカス団の団長・嵐鯉治郎に拾われて働くことになった。サーカス団には、個性的で怪しい人間たちが所属していた。

下働きをしているみどりは団員からいじめられていたが、ワンダー正光という超能力者のおかげで、成功を掴むチャンスを得る。

登場人物紹介

みどり(中村里砂)

14歳の少女。孤児になってしまったため、サーカス団で下働きをすることになる。

ワンダー正光(風間俊介)

西洋手品の使い手で、業績が悪化しているサーカスを再び盛り上げる。みどりをひどく可愛がる。

紅悦(森野美咲)

紅悦(こうえつ)。頭巾をかぶった女。演者たちのリーダー的存在で、蛇を使う芸をする。

赤座(深水元基)

スキンヘッドに黒い眼帯をつけた男。怪力を自慢にしている。

カナブン(武瑠)

火吹き芸を得意としている男。見た目は美少女。

鞭棄(佐伯大地)

鞭棄(むちすて)。両腕がなく、火傷した顔を包帯で覆っている男。みどりに好意を抱く。

嵐鯉治郎(中谷彰宏)

嵐鯉治郎(あらし こいじろう)。サーカス団「赤猫座」の座長。みどりを騙してサーカス団に引き込んだ。カナブンを可愛がる。

[出典:http://www.vap.co.jp/s_tsubaki/#cast]

『少女椿』のネタバレ

この先、『少女椿』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

赤猫座

14歳の少女・みどりは、病気の母親と2人で暮らしている。父は家を出て行ってしまったため、みどりは折り紙で花を折って売り、生計を立てていた。

花売りのみどりは、ある夜に1人のおじさんと出会う。おじさんは、「困ったことがあれば、なんでも相談しに来なさい」と言った。その後、みどりが家に帰ると、母は死んでいた。みなしごになったみどりは、おじさんの言葉を信じて彼のもとに向かう。

そこはサーカス小屋・赤猫座で、おじさんの正体は座長の嵐鯉治郎だった。だまされたみどりは、サーカスで下働きを強いられる。演者には、蛇遣いの紅悦や両腕がない鞭棄、怪力な赤座など個性的な人間がそろっていた。みどりは、演者からのいじめに耐えながら働く。

みどりは、巡業先の神社でひそかに犬を飼っていた。その夜のサーカスのご飯は、肉鍋だった。カナブンは「これは犬の肉だ」と言う。みどりが犬の世話をしている事を知ったカナブンが、犬を殺して肉にしたのだった。それを知ったみどりは悲しんだ。

ワンダー正光

人気がない赤猫座は、西洋手品を使う「ワンダー正光」という男を呼び、集客をしようとする。ワンダー正光は宅配便の荷物に入り、瓶の中から出てきた。ワンダー正光は、手品師ではなく魔法使いだった。

みどりを気に入ったワンダー正光は、みどりを優遇して可愛がる。観客から人気のあるワンダー正光に気に入られたみどりは、赤猫座の中で大きな顔をするようになった。

そんな中、ひそかにみどりに思いを寄せる鞭棄は、ワンダー正光に嫉妬していた。それを知ったワンダー正光は、鞭棄に幻覚を見せて殺してしまった。

スカウト

巡業する赤猫座は、拠点を次の町に移した。しかし、出店の許可が出ておらず、鯉治郎は警官に詰め寄られる。そんなときワンダー正光は、街の権力者の竜ヶ崎が少年愛者だと伝えた。鯉治郎がカナブンを竜ヶ崎に差し出すと、赤猫座は出店を許される。

カナブンは、「お前が来てから、おかしくなった」とみどりに馬乗りになるが、ワンダー正光はカナブンに幻影を見せ、みどりに手出しをさせないようにする。

ある日、松竹のスカウトマンがみどりのところにやって来た。サーカスの舞台でワンダー正光の助手をするみどりを見て、みどりを主演に映画を撮るという話だった。しかし、みどりを独占したいワンダー正光は、名刺を破って追い返してしまった。

魔術師・みどり

そのうち、一気に力を使ったワンダー正光は、老けて寝込むようになる。そして、みどりはワンダー正光を追って赤猫座を辞めた。

みどりは松竹へ行き、女優として活動し始めた。セリフは棒読みだが、ワンダー正光の魔法で演技を難なくこなす。そのうち、女優でいることに飽きたみどりは、ワンダー正光に魔法が欲しいと伝えた。

ワンダー正光は戸惑うが、これからも一緒にいるという条件で、みどりに魔法をあげた。魔法を渡したワンダー正光は弱り、そのまま死んでしまった。そして、みどりは自分自身に魔法をかけた。

『少女椿』の感想

途中までは原作に忠実で、後半はオリジナルでした。原作ではみどりちゃんの首が伸びたり、体が大きくなったり縮んだりという場面があります。それが映像化不可と言われたゆえんでもありますが、実写の中にアニメーションを組み込むことで、それを表現していました。

原作のようにみどりちゃんが泣き叫んで幕が閉じられるのではなく、みどりちゃんが魔法を手に入れて自分の道を切り開いていくという、未来へ続くラストなのが印象的でした。

また、チャランポランタンの「あの子のジンタ」が世界観と絶妙に合っていました。チャランポランタンの持ち味であるアコーディオンが、『少女椿』のレトロな雰囲気を助長させていたように感じます。

『少女椿』の視聴方法

『少女椿』はDVDの購入やレンタル、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2020年6月現在、『少女椿』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT視聴不可1,990円
Hulu視聴不可1,026円
Amazonプライムビデオ有料レンタル500円
Netflix視聴不可800円
FODプレミアム視聴不可888円
dTV視聴不可500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス視聴不可562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム有料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
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