映画『塔の上のラプンツェル』のあらすじと感想|ネタバレあり

映画

グリム童話がディズニー風にアレンジされて映画化された『塔の上のラプンツェル』。

あらすじと感想、作品情報などをご紹介していきます。

『塔の上のラプンツェル』のあらすじ

映画『塔の上のラプンツェル』のあらすじを結末まで解説しています。 この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)

誘拐されたラプンツェル

ある国に王様とお妃様がいました。お妃様は子供を授かりましたが、病気になって倒れてしまいます。国の人々はお妃様の病気を治すために、魔法の花を探します。それは、老婆のゴーテルが若さを保つために独り占めしていたものでした。
 
人々がその花を煎じてお妃様に飲ませると、お妃様の体調は回復しました。やがて彼女は美しい女の子を出産し、「ラプンツェル」という名が付けられました。
 
しかし、ゴーテルは魔法の髪の毛を持つラプンツェルを誘拐してしまいます。王様とお妃様、国の人々は非常に悲しみ、ラプンツェルの誕生日に灯ろうを空に飛ばすことにしました。

大泥棒・フリンとの出会い

ラプンツェルは、傷を癒せる魔法の髪を持っていました。ゴーテルは「私が母親だ」とラプンツェルに告げ、若さの魔法を独り占めするために、彼女を森の奥の塔の上に閉じ込めてしまいました。
 
そこで18年過ごしたラプンツェルは、毎年自分の誕生日に空に浮かぶ光の正体が気になり、だんだん外の世界に興味を抱き始めます。
 
 
ある日、お城で盗みを働いたせいで、指名手配犯になったフリンとスタビントン兄弟が逃走しました。フリンは、スタビントン兄弟を裏切って、1人でラプンツェルの塔へやってきました。
 
突然現れたフリンに、ラプンツェル困惑しますが、2人は会話をしていくうちに次第に打ち解けていきます。そこで、ラプンツェルはフリンに「あの謎の光を見せて欲しい」と頼みます。

冒険の始まり

初めて外の世界に出たラプンツェルは、全てのものを新鮮に感じました。フリンは指名手配犯なので、途中で兵隊に追いかけられてピンチになったりと、慌ただしい冒険となりました。
 
旅の途中で、ラプンツェルはフリンに自分の髪の秘密を打ち明けました。それを聞いたフリンは、自分の本当の名前を打ち明けます。それによって、2人の距離がどんどん縮まっていきます。
 
フリンは、ラプンツェルに街で上がる謎の光を見せました。ところが、塔から逃げ出したラプンツェルを取り戻すために、手を組んだゴーテルとスタビントン兄弟により、フリンは牢屋の中に幽閉されてしまいました。同時に、ラプンツェルも塔に戻されてしまいます。

 
そこで、ラプンツェルは自分の正体を隠し、これまで嘘をつき続けてきたゴーテルに怒りを覚えました。

2人の未来

フリンは、なんとか牢屋を脱出し、ラプンツェルを救いに塔へと向かいます。その時、フリンはゴーテルにナイフで刺されてしいました。
 
ラプンツェルはフリンを救うため、一生ゴーテルの元にいることを条件に、髪の力を使おうとします。しかし、フリンはそんなことはさせまいと、ラプンツェルの髪を切り落としてしまいました。髪を切ってしまうと、魔法の力は使えなくなってしまうからです。
 
すると、魔法が切れたゴーテルは、塔から落ちてしました。ラプンツェルは、フリンを救えないかと涙を流しながら歌います。その時ラプンツェルの涙がフリンに落ちて、最後の魔法の力でフリンの傷を完全に癒すことがでしました。2人はお城へ戻って結婚し、末永く幸せに暮らしました。

『塔の上のラプンツェル』の感想

君の名は。

アニメーション映画に限らず、ファンタジー色の強い物語には、よく「仮名」に対して「真名(本当の名前)」が登場します。古くから日本でも、「○○村のさっちゃん」「○○屋の大将」のように、本名は用いずに仮称を使う人が多かったようです。

それは、「本当の名前は魂が宿る神聖なものだから、むやみに他人に教えてはいけない」と信じられていたからです。誠の名前を教えて良いのは、家族や信頼できる人のみということになります。

本作でフリンが本当の名前を告げたのは、ラプンツェルのことを信用していることを示したかったからなのです。

美しい灯ろう

本作で一番有名なのは、灯ろうが空に浮かぶシーンでしょう。画面全体が黄金の光に包まれて、非現実の雰囲気に満ちた非常に幻想的な場面となっています。この様子を模したイベントが開催されたりしているので、映画を見ていない人にもなじみがあるのではないかと思います。

これは、「スカイランタン」という、アジアを中心に行われているお祭りがモチーフなのだそうです。石づくりのお城に広大な森という、典型的な西洋の描写に、東洋の灯ろうを入れ込むのが、とても斬新で面白いと感じました。

『塔の上のラプンツェル』の作品情報

created by Rinker
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥3,476 (2020/04/02 08:22:48時点 Amazon調べ-詳細)
上映日2011年3月21日
上映時間101分
制作国アメリカ合衆国
ジャンル映画
キャストマンディ・ムーア、ザカリー・レヴィ
監督バイロン・ハワード
主題歌小此木麻里、畠中洋『輝く未来』

登場人物紹介

ラプンツェル(マンディ・ムーア)

森の中の高い塔の上で暮らす好奇心旺盛な女の子。長い髪の毛の持ち主で、髪には傷を癒したり若さを保つ不思議な力があります。

フリン(ザカリー・レヴィ)

指名手配中の泥棒。国の兵から逃げている最中に、ラプンツェルの塔に迷い込みます。世間知らずのラプンツェルに振り回されますが、徐々に惹かれていきます。

パスカル

ラプンツェルの友達のカメレオン。ラプンツェルにとって、何でも話せる大切な存在です。

マキシマス

警護隊長を乗せて走る白馬。優れた嗅覚を武器に、ラプンツェルの夢の実現のために協力してくれます。

マザー・ゴーテル(ドナ・マーフィ)

ラプンツェルの育ての親。ラプンツェルの髪の力を利用するために彼女を塔に閉じ込めた張本人です。正体は400歳の老婆です。

[出典:https://www.disney.co.jp/fc/princess/character/rapunzel.html]