映画『ナイトミュージアム2』のあらすじ・ネタバレ・感想

洋画

舞台をワシントンに移し、ラリーと展示物との戦いが描かれる『ナイトミュージアム2』。

今回は、映画『ナイトミュージアム2』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想をご紹介します。

『ナイトミュージアム2』の作品概要

created by Rinker
¥1,280 (2020/07/14 03:01:17時点 Amazon調べ-詳細)
上映日2009年8月12日
上映時間105分
制作国アメリカ合衆国
監督ショーン・レヴィ
脚本ロバート・ガラント
音楽アラン・シルヴェストリ
主題歌Jonas Brothers「Fly With Me」
出演ベン・スティラー/オーウェン・ウィルソン/ジェイク・チェリー/リッキー・ジャーヴェイス/ビル・コッブス/ロビン・ウィリアムズ

大ヒットを記録した前作の続編。「スターウォーズ」や「セサミストリート」とコラボしている。前作から2年後の世界が舞台となっており、会社を設立したラリーが再び展示物たちと困難を乗り越える様子が描かれる。

『ナイトミュージアム2』のあらすじ

ラリーがアクンメラーの石板を守ってから2年後。発明好きのラリーは、会社を設立していた。夜警を辞め、会社のCEOとして生活するラリーは、久しぶりに自然史博物館の前を通りかかる。

館長に話を聞くと、館長は「改装で倉庫行きになった展示物が、ワシントンのスミソニアン博物館に送られる」と言った。ラリーは、展示物たちとの別れを惜しむ。次の日、ラリーの元には「自然史博物館に残るはずの石板が、スミソニアンに運ばれてしまった」という連絡が入る。

ラリーは、石板を自然史博物館に戻すため、急いでワシントンに向かった。

登場人物紹介

ラリー(ベン・スティラー)

主人公。社長として成功し、多額の資産を得ている。カームンラーとの死闘を繰り広げる。

アメリア(エイミー・アダムス)

1932年に大西洋単独横断飛行に成功した、世界初の女性パイロット。冒険好きな性格を生かして、ラリーに協力する。

カームンラー(ハンク・アザリア)

古代エジプトの王・アクメンラーの兄。石板の力でよみがえり、死の軍団を復活させて世界征服を企む。

ジェド(オーウェン・ウィルソン)

ミニチュア人形。カームンラーによって、砂時計に閉じ込められる。

ニック(ジェイク・チェリー)

ラリーの息子。コンピューターの操作が得意。スミソニアン博物館の見取り図を使って、ラリーに指示を出す。

『ナイトミュージアム2』のネタバレ

この先、『ナイトミュージアム2』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

スミソニアンへ

アクンメラーの石板が盗まれた事件から2年後。発明好きのラリーは、暗闇で光るライトを発明し、大ヒットさせていた。そして、夜警を辞めて「デイリー発明社」という会社を設立した。

ある日、ラリーが自然史博物館の前を通りかかると、「改装中のため休館中」という張り紙が出ていた。マクフィー館長によると、最新の展示に移行するのだという。そして、マクフィーは「倉庫行きになった展示物は、ワシントンのスミソニアン博物館に保管される」と言った。

そして、ラリーは展示物たちとの再会を果たす。セオドア・ルーズベルト大統領の蝋人形・テディと、ティラノサウルスの骨格標本・レクシー、エジプト王・アクメンラーとその石板は自然史博物館に残されるが、それ以外の展示物はスミソニアン博物館に行くとのことだった。

 

翌日の夜、ラリーの家にミニチュアカウボーイ・ジェドから電話が入る。なんと、いたずら好きの猿のはく製・デクスターが、石板をスミソニアン博物館に持ち込んでしまったのだ。

石板のせいで、展示物が動き出して大騒ぎになっているとのことだった。そして、ジェドは「アクンメラーの兄のカームンラーが何かを企んでいる」と言って、電話を切ってしまった。

追われるラリー

ラリーはスミソニアン博物館に向かった。自宅にいるニックが、スミソニアン博物館の倉庫の場所を調べ、ラリーに伝える。ニックの支持を頼りに、ラリーは石板を見つけるが、ちょうど陽が沈んで展示物が動き出してしまった。

石板を持ったラリーのところに、アクンメラーの兄のカームンラーがやってくる。カームンラーは、自分から王位を奪った弟のアクメンラーのことを恨んでいた。「石板を返せ」と詰め寄るカームンラーをまいて、ラリーは逃げ出す。

しかし、ラリーは捕まってしまい、自然史博物館から来た展示物たちと一緒に閉じ込められてしまった。そんなラリーに声をかけたのは、世界初の女性パイロット・アメリアだ。好奇心の強いアメリアは、ラリーに興味津々だった。

 

その頃カームンラーはイヴァン雷帝、ナポレオン、アル・カポネに声をかけ、手下として従える。石板を持っているラリーは、カームンラーの手下に追われる。アメリアも一緒に逃げた。

そして、ラリーとアメリアはある絵画の中に逃げた。しかし、ラリーは絵の中に携帯電話を落としてしまい、ニックとの連絡手段を失う。

パスワード

絵から抜け出したラリーとアメリアは、ナポレオンに見つかってカームンラーのもとに連行される。 その頃、ミニチュアのジェドとオクタヴィウスは、アル・カポネの目を盗んで倉庫から脱出する。ジェドは見つかって捕えられたが、オクタヴィウスは逃走に成功した。

ラリー、アメリア、ジェドは、石板と共にカームンラーのところに連れて行かれる。カームンラーは、死者を蘇らすという「カームンラーの門」に石板を設置した。しかし、カームンラーがパスワードを入力しても、石板は反応しなかった。

パスワードが変更されたと知ったカームンラーは、ジェドを砂時計に入れ、「1時間以内にパスワードを解かなければジェドを殺す」とラリーに言った。ラリーとアメリアは、アインシュタインのところに向かう。

その途中、アメリアは仕事のことを話すラリーを見て、「楽しくなければやめたら?」と言った。ラリーは、その言葉で軌道に乗った今の仕事に疑問を抱く。そして、2人はアインシュタインに会い、「パスワードは円周率で、3.14159265だ」と教えてもらう。 

カームンラーの最期

ラリーがカームンラーにパスワードを伝えると、門からはカームンラーの手下の鳥が続々と出てきた。そこへ、逃亡したオクタヴィウスがリスの援軍を連れ帰ってくる。リンカーンの石像もやってきて、鳥を一掃した。

それを皮切りに、博物館内では戦いが始まった。オクタヴィウスは砂時計を割り、ジェドを救出した。戦いのただ中、イヴァン雷帝、ナポレオン、アル・カポネは内輪もめを始めてしまう。

そして、ラリーは懐中電灯の光でカームンラーの目をくらまし、「カームンラーの門」にカームンラーを閉じ込めることに成功した。カームンラーがいなくなったこをとで、戦いは終わりを迎える。アメリアは、赤いプロペラ機に乗って、ラリーと展示物たちを自然史博物館の前まで送った。

元通り

改装期間が終わり、自然史博物館が再開した。ラリーは会社を売却し、警備員の仕事に復帰していた。自然史博物館には、「前のままの展示物にすること。夜間も開放すること」という条件のもと、匿名で多額の寄付があった。

夜間になると、展示物が動き始める。マクフィー館長は、それを最新テクノロジーだと信じた。夜警をするラリーは、アメリアにそっくりな女性を見つけ、思わず声をかける。そして、ラリーはアメリア似の女性を案内した。

『ナイトミュージアム2』の感想

イヴァン雷帝、ナポレオン、アル・カポネ、リンカーンなど、歴史上の有名な人物がたくさん登場しました。世界史を勉強していた人や、歴史好きは2倍楽しめる映画だと思います。

また、絵の中に入れるという設定が付け足されていて、スミソニアン博物館という未知の場所での冒険に、厚みが出たように思います。ギャグもパワーアップしていて、非常に面白かったです。

今回は、ヒロインにしっかり視点が当たっていました。前作のヒロイン・レベッカは、それほど濃いキャラではありませんでした。しかし、本作のヒロイン・アメリアは、ラリーに「本当にやりたいこと」を気付かせる重要な人物として描かれています。

世界初の女性パイロットということで、芯の通った強い女性という印象でした。ラリーだけではなく、他の人物の造形が細かくなされているのが、この映画の魅力だと思います。