小説が大ヒットし、2009年に映画化された『ハリー・ポッターと謎のプリンス』。
今回は、映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法についてご紹介します。
このページの目次
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の作品概要
上映日 | 2009年7月15日 |
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上映時間 | 153分 |
制作国 | イギリス、アメリカ合衆国 |
監督 | デヴィッド・イェーツ |
原作 | J・K・ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 |
脚本 | スティーブ・クローヴス |
音楽 | ニコラス・フーバー/ジョン・ウィリアムズ |
出演 | ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソン/ジョン・クリ―ズ/ロビー・コルトレーン |
イギリスの児童文学作家J.K.ローリングによる全8部作の小説が原作となっている。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、その第6作目に当たる。ハリーが一人前の魔法使いになるべくホグワーツで学び、あらゆる魔法使いたちとの戦いを経て成長していく姿が描かれる。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のあらすじ
完全復活を果たしたヴォルデモートは、マグル(人間界)にも影響を及ぼし始めた。それがきっかけで、犬猿の仲だったマグルの首相と魔法大臣のファッジは面会を重ねる。一方で、ハリーは「半純血のプリンス」の蔵書だったという教科書を偶然借り、そこに記載されている魔法を習得した。
そして一度引退した後、もう一度ホグワーツで先生をすることになったスラグホーンに接近し、ヴォルデモートの魂が7つの分霊箱に入っていることを知る。その後、ハリーは半純血のプリンスの正体を知ることになる。
登場人物紹介
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)

主人公。幼い頃に両親を亡くし、伯父と家で育った。額には母が、彼を守るために付けられた稲妻の傷がある。闇の魔法使いヴォルデモートを倒す宿命を背負っている。
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)

ハリーの親友。六男であるため、才能のある兄たちに引け目を感じている。チェスが得意。
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)

ハリーの親友。人間の両親の下に生まれた魔女であるため、魔法界でのルールには疎いが、生真面目に努力する秀才。
ヴォルデモート(リチャード・ブレマー)

ハリーの敵。魔法界で広く恐れられる闇の魔法使い。かつてハリー殺害を失敗したため、力を失う。その後肉体を復活させてハリーを狙い続ける。
アルバス・ダンブルドア(リチャード・ハリス)

ホグワーツ魔法魔術学校の校長であり、ハリーの恩師。20世紀で最も偉大な魔法使いで、ヴォルデモートが唯一恐れる人物。
セルブス・スネイプ(アラン・リックマン)

ホグワーツ魔法魔術学校の教師。ハリーの両親とは同級生で、ハリーの父親であるジェームズとは犬猿の仲であった。そのため、ジェームズに似ているハリーに強く当たる。
[出典:https://warnerbros.co.jp/franchise/wizardingworld/special/characters/]
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のネタバレ
ダンブルドアの個人授業

ある日、イギリスのマグルの首相は魔法大臣のコーネリウス・ファッジと5回目の面会をすることになった。首相は、ここ一週間で起こった不可解な事故や事件に頭を悩ませていたが、ファッジによると、それらの事件は全てヴォルデモートの復活が原因だという。
その頃、マルフォイの母・ナルシッサとその姉であるベラトリックスは、ピーターと一緒に住むスネイプのもとを訪れる。ナルシッサはスネイプに、ヴォルデモートから危険な指令を受けたマルフォイを支援するよう頼み、破る事のできない「誓い」を結ぶ。
夏休み、ダーズリー家に帰省していたハリーは、彼を迎えに来たダンブルドアから、シリウスの遺産を相続したことを知らされる。その後、ロンの実家へ向かう途中、ダンブルドアは彼の同僚のホラス・スラグホーンをハリーに紹介した。
そして、ダンブルドアは彼にホグワーツで再び授業をすることを約束させると、ダンブルドアは「この1年間はヴォルデモートと戦うための技術を身につけるために、私の個人授業を受けなさい」とハリーに言った。
「半純血のプリンス」

新学期が始まり、スラグホーンは「魔法薬学」を教えることになった。ハリーが借りた魔法薬学の教科書には『「半純血のプリンス」の蔵書』と書かれており、「半純血のプリンス」が発明した闇の呪文が多く載っていた。
その内容を参考に勉強した結果、ハリーは成績トップになり、 それ以後は夢中になって蔵書の内容を研究し始める。
そしてハリーは、ダンブルドアのもとで個人授業を受けるようになった。その中で、ハリーは「分霊箱」の存在を知る。それは全部で7つあり、ヴォルデモートに不死の力を与えているもので、ハリーはそれをすべて破壊しなければならない使命があるのだった。
ダンブルドアの死
6年生が終わりに近づいていたころ、ハリーはダンブルドアと分霊箱を探すことになる。2人は辛うじて分霊箱を見つけ出したが、闇の罠と戦ったダンブルドアは弱ってしまった。
そんな時、ホグワーツに帰った2人の前にはデスイーター(死喰い人)が現れる。マルフォイの手引きで、デスイーターがホグワーツに侵入したのだった。
やがてハリーとダンブルドアはデスイーターに囲まれてしまい、 攻撃されかけたハリーをかばったダンブルドアは、スネイプに殺害された。ハリーは半純血のプリンスの蔵書に書いてあった闇の呪文でスネイプを攻撃するが、呪文は通じなかった。
そしてハリーは、蔵書を作成した「半純血のプリンス」の正体こそ、スネイプであったことを知る。スネイプはハリーを昏倒させ、マルフォイらと共に逃げた。
分霊箱探しの旅
目を覚まして体調を回復させたハリーは、ダンブルドアの遺体のそばに戻り、分霊箱を壊そうとした。しかし、中身を見たハリーは愕然とする。その分霊箱は、偽物だったのだ。
6年生が終わって、ホグワーツではダンブルドアの校葬が行われていた。ハリーは、来年は学校に戻らず、1人で残りの分霊箱を探すことを決意する。ハリーはロンとハーマイオニーに別れを告げたが、2人はハリーに同行することを伝えて、3人は分霊箱探しの旅に出ることになった。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の感想
ダンブルドアの死はかなり衝撃でした。これまで、ハリーが絶体絶命のピンチに陥った時はギリギリのところでいつも助けてくれて、ダンブルドアにかかれば問題は解決するという安心感があったからです。
しかしそれではハリーの成長には繋がらないので、いつかはその時が来るかと思っていましたが、いざ亡くなられてみるとぽっかり穴が空いた感じが否めません。今回は序盤から弱っているダンブルドアが描写されていたので、見ていて心苦しかったです。
また、スネイプの立場が本当に分からなくなってきました。ヴォルデモート側についたかと思いきや、ホグワーツ側の手助けをし、しかし最終的にはダンブルドアを殺害しました。ダンブルドアはスネイプを信頼しているので、二重スパイだと信じたいです。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の視聴方法
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』はDVDの購入やレンタル、U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴することができます。
2020年1月現在、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を視聴できるサービスは以下の通りです。
サービス名 | 配信状況 | 月額料金 |
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U-NEXT | 有料レンタル | 1,990円 |
Hulu | 視聴不可 | 1,026円 |
Amazonプライムビデオ | 有料レンタル | 500円 |
Netflix | 視聴不可 | 800円 |
FODプレミアム | 視聴不可 | 888円 |
dTV | 有料レンタル | 500円 |
dアニメストア | 視聴不可 | 400円 |
auビデオパス | 有料レンタル | 562円 |
Paravi | 視聴不可 | 925円 |
NHKオンデマンド | 視聴不可 | 990円 |
TSUTAYAプレミアム | 有料レンタル | 1,100円 |
ディズニーデラックス | 視聴不可 | 770円 |
DAZN | 視聴不可 | 1,750円 |
- 見放題無料レンタル:会員であれば無料で視聴・レンタルできます。
- 有料レンタル:会員であってもレンタル料金が発生します。
- 視聴不可:お取り扱いがありません。
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