映画『モテキ』のあらすじ・ネタバレ・感想

邦画

人気のコミックスを実写映画化した『モテキ』。

今回は、映画『モテキ』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想をご紹介します。

『モテキ』の作品概要

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東宝
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上映日2011年
上映時間118分
制作国日本
監督大根 仁
原作モテキ(コミック)
脚本大根 仁
音楽岩崎太整
主題歌オープニングテーマ:フジファブリック「夜明けのBEAT」
メインテーマ:女王蜂「デスコ」
出演森山未來/長澤まさみ/麻生久美子/仲 里依紗/真木よう子/リリー・フランキー

大人気コミックスの『モテキ』が、原作者・久保ミツロウ自ら書き下ろしたオリジナルストーリーで映画化された。

恋愛偏差値の低い冴えない主人公・藤本幸世が、ある日突然「モテキ」を迎える。そんな状況に翻弄されつつ、女性たちとの恋愛を通して成長していく様子を描くコメディ映画。

『モテキ』のあらすじ

アラサーで冴えない草食系ライターの藤本幸世は、彼女いない歴更新中の「セカンド童貞」。そんな幸世に「モテキ」がやって来た!

共通の趣味で盛り上がる相性抜群のみゆき、清楚なイメージで年上のるみ子、幸世に逆プロポーズする愛、職場の先輩でドSの素子。異なるタイプの4人の女性の間で揺れ動く幸世に明るく幸せな未来はあるのだろうか。

登場人物紹介

藤本幸世(森山未來

アラサーで冴えないライターの主人公。彼女いない歴更新中の草食系男子。

松尾みゆき(長澤まさみ

幸世が思いを寄せる、笑顔がかわいい女性。

桝元るみ子(麻生久美子

みゆきの友人。

愛(仲里依紗

ガールズバーで働くギャル。

唐木素子(真木よう子

幸世の先輩で口の悪いドSキャラ。

墨田卓也(リリー・フランキー)

幸世が勤めることになる音楽系ニュースサイト・ナタリーの社長。

[出典:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/moteki/profile.html]

『モテキ』のネタバレ

この先、『モテキ』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

モテない草食系男子の幸世

藤本幸世は、サブカルチャー大好きの冴えない草食系男子。彼女いない、お金もない、夢もない、そんな自分の人生に絶望感を抱いていましたが、現状をなんとか変えようと音楽系ニュースサイト・ナタリーの面接を受けることにします。

面接の場で、ナタリーの社長である墨田が知り合いだったことが分かります。

面接の最中に、包丁をもった女が事務所に押しかけて来ました。墨田の元カノです。この出来事により墨田が四股をかけていたことが発覚します。包丁を持った女が墨田目掛けて突進して来ると、よけた墨田の代わりに幸世が腹を刺されてしまいます。

晴れてナタリーの正社員になった幸世

腹のケガから回復した幸世は、晴れてナタリーの正社員となります。好きなことを仕事にできるようになり、やりがいを感じはじめます。

ある時、ツイッターを通してある雑誌編集者と趣味の話で意気投合します。男性だと思っていたその相手と実際に会ってみると、それは笑顔の可愛いみゆきでした。

みゆきに片思いする幸世

まさに幸世の好みであるみゆきと飲みはじめると、二人は趣味の話でとても盛り上がります。みゆきは楽しそうに笑顔をふりまき、思わせぶりにボディタッチをしてきます。幸世はそんなみゆきにすっかり心を奪われてしまいます。

幸世は思い切ってみゆきに彼氏がいるかを尋ねると、あっさり彼氏持ちであることが発覚します。自分はただの友達止まりと思うと、とたんにテンションが下降します。

みゆきの友達も交えてカラオケで盛り上げり、そのまま幸世の家で朝まで飲み明かすことに。みゆきの友達が先に帰ってしまうと、幸世はみゆきと二人きりに。いい感じになった二人はキスをします。

幸世にモテキ到来?

ある日、幸世の勤め先であるナタリーの飲み会にみゆきを呼ぶことになります。みゆきは友人のるみ子を連れて飲み会に参加します。

みゆきは一次会で帰ってしまいます。どうやらこの後、みゆきは彼氏と会うようです。二次会でるみ子と話してみると、お互い一人カラオケするほどカラオケ好きであることがわかります。

酔っぱらった幸世は、彼氏のいないというるみ子に「お互い頑張ろう!」とハグをします。そんな幸世に対して、るみ子は好意を抱き始めます。

みゆきの部屋に招かれる幸世

みゆきに彼氏がいることを知りながらも、会い続ける幸世。ある時、幸世が思い切って帰りたくないと宣言すると、あっさりみゆきは家に招き入れてくれました。

しかし、その部屋はギターが飾ってあるなど、どうみても女性の一人暮らしの部屋ではないと直感します。そして、みゆきが彼氏と同棲しているという現実に落胆してしまいます。

落ち込む幸世を取りまく女性たち

落ち込んでいる幸世を、墨田は飲みに連れていきます。そこで幸世はホステスの愛と出会います。なんと泥酔した幸世は、次の日愛の自宅で目覚めます。愛は励ましの言葉をかけつつ、幸世にキスをします。

ある日、一人カラオケをしていたるみ子は、幸世をカラオケに呼び出します。帰り際にるみ子は幸世に告白します。その夜、幸世は成り行きでるみ子と関係を持ってしまいます。幸世は「このままるみ子と付き合えばいいんだ」と思いながらも、みゆきのことが忘れられません。

みゆきの彼氏に出会う幸世

幸世は仕事の取材でみゆきの彼氏・ダイスケに出会います。ダイスケは、イベントのオーガナイザーで、容姿端麗なだけでなく仕事のできる男です。取材の最中にダイスケが既婚者であることがわかります。みゆきは不倫相手だったのです。

そんな事実を知ってしまった幸世は、みゆきが可哀そうだとダイスケに言い放ちます。ダイスケによると、みゆきも承知の上だとのこと。その後、幸世はみゆきに告白しますが、断られてしまいます。その悔しさをバネに、幸世はきちんと記事を書き上げます。

泥まみれの中で

ダイスケは、イベント会場で「妻と離婚する」とみゆきに告げます。ところが、みゆきはちっともうれしくないことに気が付きます。

そこへ幸世が現れます。幸世を見たみゆきは、その場から逃げ出します。追いかける幸世、逃げるみゆき。

なんとかみゆきに追いついた幸世ですが、二人は泥の水たまりに倒れ込みます。泥まみれになりながらも、幸世はみゆきにキスをします。はじめはこばもうとするみゆきでしたが、幸世のキスを受け入れたのでした。

『モテキ』の感想

モテない草食系男子・幸世の心の中の様子が映像や音楽、さらにはダンスなどでうまく演出されている所が見ていてとても面白かったです。モテなさ過ぎてモヤモヤと鬱屈とした心情や、みゆきと出会って舞い上がる気持ちが、わかりやすく表現されています。

また、幸世を翻弄する全くタイプの違う女性たち、さらには上司、友人、恋敵など、幸世の周りに現れる登場人物それぞれのキャラクターが濃くてとても興味深いです。

劇中でかかる音楽もこの映画の楽しみのひとつです。とてもマニアックなバンドの音楽から誰もが聞いたことがあるような歌謡曲まで、センス抜群のいい曲ばかりで映画を盛り上げていました。