映画『キングスマン』のあらすじ・ネタバレ・感想

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英国紳士のスパイ・エージェントによる世界最強のスパイ機関「キングスマン」が世界を巻き込む陰謀を阻止するさまを描くアクション映画『キングスマン』。

今回は、映画『キングスマン』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法をご紹介します。

『キングスマン』の作品概要

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ソニーピクチャーズエンタテインメント
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上映日2015年9月11日
上映時間129分
制作国イギリス
監督マシュー・ヴォーン
原作マーク・ミラー「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」
脚本ジェーン・ゴールドマン/マシュー・ヴォーン
音楽ヘンリー・ジャックマン/マシュー・マージェソン
出演コリン・ファース/タロン・エガートン/マイケル・ケイン/マーク・ストロング/サミュエル・L・ジャクソン/ソフィア・ブテラ/ソフィー・クックソン/マーク・ハミル

世界最強の独立諜報機関の紳士スパイが、労働者階級の不良青年エグジーをスカウトして一流スパイに育て上げていくさまと、世界を混乱に陥れる巨大な陰謀に立ち向かっていく姿を、過激でバイオレンスなアクションを織り交ぜつつ、ユーモラスかつスタイリッシュに描く映画。

続編も公開されている。

続編映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』の詳細はコチラ

『キングスマン』のあらすじ

ロンドンにある高級テーラー “キングスマン” 。その裏の顔は秘密裏に正義を遂行する国際的なスパイ組織。キングスマンのエース・エージェントのハリーは、何者かに惨殺されたエージェントの代わりに、街の若者エグジーをキングスマン候補生としてスカウトする。

実は、エグジーの父はキングスマンのエージェントで、17年前に命を落としていたが、ハリーの恩人だった。

こうしてエグジーは、父の後を継ぐべく過酷な新人試験に身を投じていく。一方ハリーは、天才IT富豪のヴァレンタインが水面下で進めていた恐るべき人類抹殺計画を追っていく。

登場人物紹介

ハリー・ハート(コリン・ファース)


表向きは仕立て職人、裏の顔は国際諜報機関 “キングスマン”のエージェント。コードネームは “ガラハッド”。普段は冷静沈着でマナーに厳しいが、いざとなるとキレキレの攻撃を敵にしかける。

ゲイリー・“エグジー”・アンウィン(タロン・エガートン)


ロンドンに住む22歳の青年。大学を中退した後、無職のまま母のアパートに同居していたが、母親の暴力的な恋人に嫌気が指している。ハリーと出会い、キングスマンの試験を受けることになる。

アーサー(マイケル・ケイン)


キングスマンのエージェントを取り仕切るリーダー。エージェントは上流階級出身の人間が望ましいと考えている。

マーリン(マーク・ストロング)


キングスマンのメカ担当かつ司令塔。キングスマン候補生の指導も務める。

リッチモンド・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)


天才エンジニアでIT企業ヴァレンタイン社を経営する大富豪。環境問題に熱心に取り組む一方で、秘密裏に人類抹殺計画を企てる。

ガゼル(ソフィア・ブテラ)


ヴァレンタインの片腕。両足の鋭いナイフがついた義足で敵を切り裂く最強の敵。

ロキシー(ソフィー・クックソン)


キングスマン候補生。上流階級出身でも、他の候補生と違いエグジーに声をかける。高所恐怖症。

アーノルド教授(マーク・ハミル)


環境学者でガイア理論を提唱する大学教授。ヴァレンタインに拉致される。

[出典:キングスマン公式サイト]

『キングスマン』のネタバレ

この先、『キングスマン』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

独立諜報機関:キングスマン

1997年、中東。一人の男がチームを救うため機密活動中に命を落とします。男の妻と幼い息子エグジーは、ロンドンの自宅で組織の男から栄誉のメダルを授かり、困ったことがあれば「ブローグではなくオックスフォード」と合言葉を伝えてメダルの裏の電話番号に連絡するよう教えられます。

17年後のアルゼンチンの高山にある山小屋で、環境学者のアーノルド教授は何者かに拉致され、拘束されていました。そこへ、スーツを着こなした男・ランスロットが救出に現れ、敵を撃退します。

しかし、山小屋へ現れた敵の女・ガゼル両足にナイフがついた義足でランスロットを真っ二つに切ってしまいました。組織のボスのヴァレンタインはランスロットの所属機関を探させます。

 

ロンドンの高級テイラー “キングスマン”に英国紳士のハリーが現れます。キングスマンの裏の顔は独立した国際的な諜報機関でした。キングスマンのリーダーであるアーサーは、キングスマンのエージェントを遠隔会議に招集し、ランスロットの代わりに新しいエージェントを探すよう伝えます。

キングスマンの情報収集を担当するマーリンは、「ランスロットは生物兵器を作る組織を追う間に殺された」と報告します。そして、拉致されたアーノルド教授は大学に復帰していることが分かります。

エグジーとハリーの出会い

22歳になったエグジーは、母親の恋人ディーンの息子の車を盗んで暴走し、警察に逮捕されます。エグジーはかつてもらったメダルに記された番号に電話をかけ「ブローグではなくオックスフォード」と合言葉を伝えます。その後、エグジーは釈放され、エグジーの前にハリーが現れます。

ハリーは「エグジーの父親に命を救われた」とパブで話します。そこへ、ディーンの息子と連れがやってきます。

ハリーは暴言を吐いたディーンたちをスパイ・ガジェットを駆使して一人残らず倒し、警察に通報しようとした店主の記憶も消します。エグジーはハリーの強さにあっけに取られました。

ハリーはエグジーをキングスマンに連れて行き、表向きは仕立て屋、裏の顔は独立諜報機関であるキングスマンについて説明します。そして、ハリーは「エグジーをキングスマンの新しいエージェントにしたい」と申し出ます。

キングスマンになるための試験

ハリーはエグジーをロンドンから離れたある屋敷へ連れていきます。そこはキングズマンの本拠地で地下には戦闘機や武器が収められていました。エグジーは家柄や学歴の良い他のキングスマンの候補生に混じって、次の “ランスロット” を決める試験を受けることになります。

その夜、候補生が就寝していると、突然部屋が浸水し始めます。他の候補生がシャワーの管を使って息を吸おうとする中、エグジーはひとりマジックミラーを破壊して部屋の水を排出します。しかし、一人の候補生が溺れてしまい、マーリンは「チームワークが大事だ」とげきを飛ばします。

候補生はチームワークを身につけるために子犬を世話する訓練を受けます。エグジーは相棒に選んだパグにJBという名を付けました。キングスマンの新人試験は、1人また1人と候補者が脱落していきます。エグジーは候補生のひとりロキシーとともに、辛くもテストをクリアしていきます。

ヴァレンタインの陰謀

ハリーはアーノルド教授に接触し、誰に拉致されたか聞こうとします。しかし、アーノルド教授の首に埋め込まれたICチップが爆発します。ハリーは爆発に巻き込まれずに済みましたが、顔に謎の物質を浴びて重症を負います。

天才エンジニアでIT富豪のヴァレンタインは、スウェーデンの王女ティルデと首相を自宅に招き、世界を変える計画の話を持ちかけます。反対した王女は独房に閉じ込められ、部下はガゼルに殺されてしまいます。計画に賛同した首相は首元にICチップを埋め込まれます。

マーリンはアーノルド教授の首に埋め込まれたICチップがヴァレンタイン社のものだと突き止めました。そして、社内の人間にもICチップが埋め込まれた形跡がありました。

ヴァレンタインはSIMカードを無償で提供するプロジェクトを発表します。一方で、世界中のVIPが行方不明になっていました。

ヴァレンタインと接触

回復したハリーは大富豪に変装してヴァレンタインの晩餐会に参加します。ハリーは「ヴァレンタインの環境活動に寄付したい」と申し出ます。

ヴァレンタインは「2日ほど考えさせてくれ」とハリーに伝えます。しかし、ヴァレンタインはハリーが口にしたワインに “追跡ジェル” を仕込んでいました。

ハリーは最終試験に残ったエグジーにスーツを仕立てるために、キングスマンに連れて行きます。ハリーは「人は家柄ではなく、学んで紳士になるのだ」とエグジーにキングスマンの心得を伝授します。

しかし、別の試着室からヴァレンタインとガゼルが出てきます。ヴァレンタインは、追跡ジェルでハリーの居場所を突き止めていたのです。ハリーはヴァレンタインのハットにしかけられた盗聴器で、ヴァレンタインがアメリカの教会で何かをテストしようとしていることを聞き出します。

 

エグジーはキングスマンの最終試験で相棒の犬を撃ち殺すことを命じられます。エグジーはJBを撃つことができず、試験に落ちます。帰宅を余儀なくされたエグジーはハリーの自宅で、銃は空砲だったことを教えられます。銃を撃ったロキシーは合格し、ランスロットとしてエージェントになります。

教会での惨劇

ハリーはケンタッキー州にある教会に行きます。そこではキリスト教原理主義の神父が説教をしていました。ハリーが教会から出ようとしたとき、近くに潜伏していたヴァレンタインとガゼルが信号発生装置のチューニングを始めます。

すると、ヴァレンタイン社のSIMカードを持っていた人々が突然凶暴化し始め、SIMカードを持っていない人々も巻き込んで乱闘を始めます。ハリーも自制できないほど攻撃的になり、教会の人間をひとり残らず殺してしまいました。

ハリーが教会から出ると、ヴァレンタインとガゼルが現れます。ヴァレンタインは「SIMカードから信号を発信し、人々の攻撃本能を高めた」と教えます。

そして、ハリーはヴァレンタインに銃で撃たれてしまいました。その様子を見ていたエグジーや他のエージェントは悲しみます。

 

教会で試したテストが成功したことを受け、ヴァレンタインは明日計画を実行することを決めます。ヴァレンタインは、無償で提供したSIMカードから特殊な信号を送って、世界中の人々を凶暴化させて殺し合いさせ、地球上の人口を減らす計画を企んでいました。

キングスマンの裏切り者

アーサーはエグジーを呼び出します。エグジーはアーサーの首元にヴァレンタイン社の人間と同じような傷があるのに気づきます。アーサーはヴァレンタイン側の人間で、選ばれた上流階級の人間だけの世界を望んでいました。アーサーは毒を持った酒をエグジーに飲ませて殺そうとします。

しかし、エグジーは一瞬の隙にグラスをすり替えており、毒入りの酒を飲んだアーサーは倒れます。エグジーはアーサーの首に埋め込まれたICチップを取り出します。マーリンが調べると、ICチップには「SIMカードの信号を遮断する機能」と「裏切ったときに自爆する機能」が備わっていました。

キングスマン内部にも裏切った人間がいる可能性があるため、エグジーはマーリンとロキシーだけでヴァレンタインの計画を阻止することを決めます。マーリンはヴァレンタイン社の衛星を1基攻撃し、信号の発信を阻止している間に、ヴァレンタインを倒す作戦を立てます。

 

ロキシーが衛星にミサイルを撃つために、気球に乗って大気圏外へと上昇します。一方、マーリンが操縦するジェット機で、エグジーはヴァレンタインが潜伏するアルゼンチンの基地へ向かいます。

ヴァレンタインの基地に潜入

ヴァレンタインの基地には、ヴァレンタインの計画に賛同してICチップが埋め込まれた世界中のVIPが集まってパーティーをしていました。エグジーはアーサーになりすまして基地に侵入します。エグジーはパソコンに接続し、ヴァレンタイン社のシステムにマーリンがアクセスします。

ロキシーはヴァレンタインの衛星を攻撃しようとミサイルを撃ちますが、気球のバルーンが割れてしまい地上へ落下します。エグジーも会場にいたキングスマン候補生のチャーリーにスパイだとばらされ、基地内で敵に追われます。

計画実行のカウントダウンが早められます。ヴァレンタインは、生体認証でSIMカードに信号を送ろうとしますが起動しません。ロキシーが放ったミサイルがヴァレンタインの衛星の一つを破壊したのです。しかし、ヴァレンタインは近くにあった別の衛星を再配置しようとします。

 

エグジーは敵の攻撃をかいくぐり、マーリンのいるジェット機へ戻ってきます。しかし、マーリンはヴァレンタインの生体認証をハッキングするのは不可能だと気づき、エグジーにスパイ・ガジェットを与え、ヴァレンタインがシステムを再起動するのを直接阻止することを命じます。

エグジーとマーリンは敵に追い込まれます。そこで、エグジーがICチップを起動して爆破することを思いつきます。

マーリンがヴァレンタイン社のシステムをハッキングしてICチップを起動すると、ICチップを埋め込まれたヴァレンタイン社の人間や世界中のVIPたちの頭が一斉に吹き飛びます。

敵をほとんど一掃しましたが、ヴァレンタインとガゼルは自身にICチップを埋め込んでいませんでした。エグジーは、囚われていたティルデを偶然見つけます。ティルデに「世界を救ったらサービスしてあげる」と言われ、エグジーはヴァレンタインを倒すことに俄然やる気を出します。

ヴァレンタインとの最終決戦

衛星が再配置され、ヴァレンタインがディスプレイに手をかざすと、生体認証によって全世界のヴァレンタイン社のSIMカードに信号が送られます。すると、人々は凶暴化し始め、争いが始まります。エグジーの母親も凶暴化し、幼い娘を閉じ込めておいた浴室のドアを破壊しようとします。

エグジーはヴァレンタインの部屋に銃弾を撃ちます。ガゼルがヴァレンタインを守るために身を伏せさせると、SIMカードへの信号が止まり、人々は正常に戻ります。しかし、ガゼルがエグジーに反撃し始めます。ヴァレンタインが再び手をかざして再起動すると、人々は暴れ出します。

ガゼルは義足についた鋭いナイフとアクロバティックなキックで攻撃をしかけてきます。ガゼルと相打ちになったエグジーでしたが、革靴に仕込んだナイフでガゼルの腕に傷を入れます。ナイフには毒が仕込まれており、ガゼルは全身に毒が回って倒れます。

 

エグジーは鋭い剣がついたガゼルの義足をヴァレンタインに投げつけます。胸に義足が突き刺さり、ヴァレンタインは倒れます。こうして、凶暴化した人々は平静を取り戻しました。世界を救ったエグジーはティルデにご褒美をもらいに行き、それを見たマーリンは呆れるのでした。

エグジーは母親とディーンがパブで話し合っているところに現れ、「キングスマンに雇われたから一緒に住もう」と母親に言います。

ディーンが反抗してきたので、エグジーはハリーがかつてディーンの息子にマナーを教えたように、ディーンやその仲間を倒すのでした。

『キングスマン』の感想

コリン・ファース演じるハリーが、スーツを着こなしてキレキレのアクションを展開するシーンが爽快でした。傘が防弾の盾にもライフルにも変化したり、ライターやペン、靴に隠したナイフもガジェットとして使用されているのがワクワクしました。

ヴァレンタインがSIMカードを使って世界の人口を減らそうとするという現代らしい悪役でした。また、義足の最強の敵ガゼルとの戦闘シーンは特にスリル満点でした。

若者のエグジーが1人のエージェントになるべく成長していく過程も面白かったです。続編の『キングスマン:ゴールデン・サークル』と合わせて、ぜひ見ておきたい作品です。

『キングスマン』の視聴方法

『キングスマン』はDVDの購入やレンタル、U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2020年5月現在、『キングスマン』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT見放題1,990円
Hulu視聴不可1,026円
Amazonプライムビデオ有料レンタル500円
Netflix視聴不可800円
FODプレミアム視聴不可888円
dTV有料レンタル500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス視聴不可562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム有料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
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