海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
このページの目次
『グッド・ワイフ』シーズン3・第17話『遠き我が家』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
依頼人はあのコリン・スウィーニー
ヘラルド・エクイティ・グループのCEOの座を追われたコリン・スウィーニーは株主総会で方針演説に挑み、CEOへの返り咲きを狙います。現CEOのジェラルド・ドレッシャーの再選を阻止するべく、危機管理部門のイーライはスウィーニーをバックアップします。
事務所側はスウィーニーを優位に立たせるべく、オープン型投資ファンドを動かし3万6千の株を動かしますが、ドレッシャー側にそれを上回る株が動いたことがわかります。アリシアは、もともとこのケースを担当していたウィルに話を聞こうとします。
しかし、謹慎中のウィルは法律家協会に見張られており、詳しいことは聞けなさそうな雰囲気です。ケイトリンは、ウィルの専門である財務や法務に関しては聞けなくても、イーライに危機管理に関する質問をするのは可能ではないかと提案します。
スウィーニーと関係を持っていた?イゾベル
しかし、現CEOのドレッシャーは以前スウィーニーにセクハラをされたという女性社員のイゾベル・スウィフトを連れてきます。彼女は総会で質問に立ち、スウィーニーとの間に子供がいると証言。スウィーニーとの子だという男の子を連れてきます。
この告発が影響して、株主総会の投票が行われるもスウィーニーは敗北します。事務所側は差止命令を申請し、再投票に持ち込もうとします。審問でイゾベルとドレッシャーの接点を立証するべく、アリシアはイゾベルの主張を崩していきます。
スウィーニーはオーラルセックスしかしたことがないと言い、子供ができるような行為はしていないと主張。しかし、デヴィッドがDNA鑑定を依頼すると、イゾベルの子がスウィーニーの子であったことが判明します。
ケイリーがデイナとの関係を告白
ネット上で、検事局内のソファーでセックスをしている者がいると噂されます。ケイリーはピーターに調査を命じられ、とある上司と部下が関係を持っていたことを突き止めます。ピーターが上司を解雇すると、ケイリーはデイナと関係を持っていたことを告白します。
ピーターはこれ以上の面倒を嫌い、ケイリーの処分は保留となりますが、ケイリーは納得がいかずなんらかの処分を願い出ます。
ケイトリンが事務所を退職
ケイトリンの態度に不信感を抱いたアリシアは、しゃしゃり出るような真似はしないでと強く言います。すると、アリシアはデヴィッドからケイトリンが辞めると言い出したことを聞かされます。ケイトリンに何をしたと聞かれ、アリシアは動揺します。
しかし、ケイトリンの退職は彼女が妊娠し、結婚するためであったことがわかります。アリシアはケイトリンに謝罪し、彼女を引き止めようとします。しかし、ケイトリンは愛があればキャリアは必要ないとしてあっさり事務所を去って行きます。
スウィーニーとイゾベルが和解
アリシアたちはスポイトを使いスウィーニーの精子を受精させたとして、イゾベルの妊娠詐欺を訴えます。ケイトリンはイゾベルが人工授精の講座を受けていたと主張。イゾベルはスポイト内での精子の生存期間について質問したかどうかについて偽証します。
両者が偽証し、アドラーは弁護士行動規範に反するとして審問を控えます。しかし、ここでスウィーニーがイゾベルが和解をすることになります。スウィーニーはイザベルに、スポイトという慣例に従わない手段でもって妊娠したと宣誓書に記させます。
さらにイゾベルに、ドレッシャーに賄賂を貰っていたことを告白させます。予想外の展開にアリシアたちは唖然としますが、スウィーニーはイゾベルの妊娠画策とドレッシャーの関与を示す宣誓供述書を作成し、ドレッシャーを排除した再投票を勝ち取ります。
懐かしの家を訪れるアリシア
今住んでいる部屋が賃貸ではなくなるとのことで、アリシアは立ち退きか購入かの選択を迫られます。新しい部屋を見て回るも予算が限られているため決定には至らず、元々住んでいたハイランドパークの一軒家が売りに出されていると聞かされます。
予算の折り合いがつかないものの、ザックとグレースはそこへ戻ることを希望しており、アリシアはダイアンに昇給を掛け合い返事を待ちます。アリシアは1人昔の家を見に訪れます。子供たちの成長の跡がしるされた壁を目にすると、感慨深そうな表情を浮かべます。
『グッド・ワイフ』シーズン3・第17話『遠き我が家』の感想
まさか相手側のイザベルとあっさり和解するとは、なんだか肩透かしを食らったような結末でしたね。スウィーニーにとってはハッピーエンドといったところでしょうか。スウィーニーらしい感じもします。もはや憎めないキャラクターになりつつありますね。
ケイトリンが退職
ケイトリンは、愛があればキャリアはいらないと言い残し、事務所を去りました。ケイトリンの活躍に焦りを隠せずにいたアリシアですが、ケイトリンが去ってしまうとなると、引き止めようとします。ケイトリンが最後に放った言葉は印象的でしたね。
ケイトリンはアリシアのことを良きお手本だと言っていたことがありますが、こんなにもあっさり辞めてしまうとは驚きです。ケイトリンはあまりにも大きくなりすぎたのかもしれません。アリシアの言動にはケイトリンへの嫉妬さえ垣間見得ていました。
ケイトリンもそんな空気を感じ取っていたのかもしれません。仕事と家庭を両立するアリシアに対し、キャリアはいらないと吐き捨てたのは意味深ですね。ケイトリンにとってアリシアが尊敬に値する上司であれば、あっさりと辞めることはなかったかもしれません。
ケイトリンの活躍が今後見られなくなるのはなんだか寂しい気もします。事務所としても、大きな戦力を失うことになります。今後のアリシアとカリンダの活躍にかかってくるのでしょう。ケイリーは戻ってくる可能性はあるのでしょうか。今後の展開に注目です。
フロリック家の今後に注目
ザックとグレースは、懐かしの我が家に戻ることを期待しているようです。アリシアは1人昔の家を訪れますが、改めて家庭を大切にしようと感じたのでしょうか。今後、ピーターの居場所はどうなるのかというのも気になるところです。
ピーターの浮気が発覚してからも、たびたびピーターに協力してきたアリシア。昔のような幸せな関係性を築くことができるのでしょうか。アリシアが家をどこに決めるかどうかも、今後のフロリック家がどうなっていくのかということと関係しそうです。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
ロックハート・ガードナー事務所の弁護士。夫のスキャンダル問題に苦労する中、学生時代からの友人ウィルに恋心を抱いてしまいます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。度重なる浮気疑惑で妻のアリシアとは離婚寸前になってしまいましたが、関係修復を試みています。イーライと協力しながら選挙に挑みます。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアに恋心を抱いています。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。ビジネスパートナーであるウィルとアリシアの関係に目を光らせています。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)
ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアと同期でライバル関係にありましたが、退社後は検事局で活躍しています。頭のキレる人物で、野心家な一面も。カリンダのことを気にかけています。
ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。
イーライ・ゴールド(アラン・カミング)
ロックハート・ガードナー事務所のクライアントで、ピーターの選挙参謀として活動しています。仕事においては頭のキレる人物ですが、女心に疎い一面も?
イーライを演じるアラン・カミングは、グラスゴーで演技を学んだのち、舞台やテレビ、映画などに出演。俳優としてだけではなく、映画監督や脚本家、執筆家としても活動しています。舞台『キャバレー』ではトニー賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
ロックハート・ガードナー事務所の調査スタッフ。ピーターとの浮気疑惑で、アリシアと絶縁状態になってしまいました。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
2019年4月現在、『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通りです。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | ◎ (無料視聴可能) | 31日間 | ¥2,149 |
Hulu | × (視聴不可) | 2週間 | ¥1,007 |
Amazonプライム | ◎ (無料視聴可能) | 30日間 | ¥400〜 |
Netflix | ◎ (無料視聴可能) | 31日間 | ¥864〜 |
FODプレミアム | × (視聴不可) | 31日間 | ¥959 |
dTV | × (視聴不可) | 31日間 | ¥540 |
- 無料視聴可能 (◎):会員であれば無料で視聴できます。
- 視聴可能 (◯):会員であっても別料金が発生しますが、視聴は可能です。
- 視聴不可 (×):お取り扱いがありません。
おすすめの視聴方法1.『U-NEXT』
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『U-NEXT』では、「グッドワイフ/The Good Wife」をシーズン1~7まで見放題配信中です。日本語吹き替え版にもシーズン1~7すべてに対応しています。
おすすめの視聴方法2.『Amazonプライムビデオ』
Amazonプライムビデオは、Amazonが運営するサービス、Amazonプライム会員特典の1つです。豊富なオリジナル作品も楽しめるAmazonプライムビデオ。その最大の魅力は、Amazonが提供するさまざまなサービスを受けられることです。
Amazonの通販で購入した商品の配送料・お急ぎ便料が無料、Prime Musicにて100万曲以上が聴き放題、Prime Readingで電子書籍が読み放題など盛りだくさん。お値段が月額500円(税込)(年会費は4,900円)とリーズナブルなのも魅力です。
おすすめ視聴サイト3.『Netflix』
Netflixは世界190か国以上で視聴可能な世界最大級の動画配信サービスです。大人気テレビシリーズ『ストレンジャー・シングス』をはじめ、オリジナル作品が充実していることが魅力の1つです。
Netflixでは、「グッドワイフ/The Good Wife」をシーズン1〜7まですべて見放題配信中です。日本語吹き替えにもシーズン1〜7すべてに対応しています。
『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
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