『銀魂2 掟は破るためにこそある』のあらすじ・ネタバレ・感想

邦画

大ヒットを記録した実写化第一弾に続き、銀髪の主人公坂田銀時を中心とするドタバタ人情劇を描いた映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』

今回は、映画『銀魂2』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法をご紹介します。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』の作品概要

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上映日2018年8月17日
上映時間135分
制作国日本
監督福田雄一
原作銀魂(空知英秋)
脚本福田雄一
音楽瀬川英史
主題歌back number「大不正解」
出演小栗旬/橋本環奈/菅田将暉/三浦春馬/中村勘九郎/柳楽優弥

「万事屋銀ちゃん」を経営する坂田銀時とその仲間、志村新八・神楽を中心に、江戸の愉快な町人たちが見せる、笑いあり涙ありのドタバタ人情SF映画。

実写化第一作となった前回作品は、原作ファンを中心に空前の大ヒットを記録し、今作もキャストの豪華さと相まって公開前より話題となった。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』のあらすじ

「万事屋銀ちゃん」を経営する坂田銀時とその仲間、志村新八・神楽は滞納した家賃を返済するためにキャバクラでバイトをすることに。

しかしその裏では、江戸の平和を守る真選組で、鬼の副長と呼ばれた土方十四郎が突如オタク化し、以前の覇気を失ってしまう。

そして副長の弱体化と同時期に、真選組内にて参謀・伊藤鴨太郎を中心とした反乱が起こり、銀時と因縁深い旧友・高杉晋助の姿も暗躍する。図らずも巻き込まれていく銀時たちは、両者の思惑を阻止すべく奮闘を見せるのだった。

登場人物紹介

坂田銀時(小栗旬)


「万事屋銀ちゃん」を営む、銀髪の男。現在では超甘党でだらけきった姿が印象的だが、過去には天人との攘夷戦争で大活躍し「白夜叉」と呼ばれるほどに恐れられていた。

神楽(橋本環奈)


「万事屋銀ちゃん」の紅一点。戦闘民族である夜兎の出身であり、人間離れした怪力と胃袋を持ち、語尾の「〜アル」が特徴的。

志村新八(菅田将暉)


「万事屋銀ちゃん」のツッコミ担当。普段はだらけ切っている神楽や銀時にダメ出しすることが多いが、人一倍銀時を尊敬している。

近藤勲(中村勘九郎)


江戸の治安を守る「真選組」の局長。隊員から尊敬される局長としての顔としての一面もあるが、新八の姉であるお妙に惚れ込んで、ストーカーまがいの行為を行う側面も持つ。

伊藤鴨太郎(三浦春馬)


「真選組」の参謀として近藤が迎え入れた男。その本性は凶暴で、局長である近藤の座を狙っており、それになんとなく感づいている副長・土方との相性は最悪。

[出典:https://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/cast/]

『銀魂2 掟は破るためにこそある』のネタバレ

この先、『銀魂2 掟は破るためにこそある』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

銀時たちのこれまで

舞台は遡ること20年前。侍の町と呼ばれた「江戸」に天人(あまんと)と呼ばれる異星人が襲来した。天人は幕府の権力を裏から掌握し、侍たちはその立場を失っていった。

そんな状況に反旗を翻した侍たちが「攘夷戦争」と呼ばれる戦争を起こし、銀時や高杉らはその中心的な存在であった。

しかし、結果は天人側の勝利に終わった。さらなる反逆の芽を摘むため、傀儡政権となった幕府は廃刀令を発令。それに伴い、侍は衰退の一途を辿っていくことになった。

そんな中で銀時は「万事屋銀ちゃん」を開業、新たな仲間、新八と神楽とともに、町人たちのお悩み解決に努めていた。

キャバクラでのバイト

時は現代に戻り、銀時たちは大家であるスナックのママ・お登勢に、滞納した家賃を返済するよう詰め寄られていた。仕事の依頼が入らなかったことでここ3ヶ月間ほぼ収入がなかった銀時は、ようやくバイトを決意、ひとまず新八の姉・お妙がバイトをするキャバクラへと向かう。

 

行った先のキャバクラの店主は幕府のお偉いさんの接待を間近に控えながら、キャバ嬢が風邪を引いてお妙ひとりしかいない状況に追い込まれ、非常に困っていた。

「あと最低3人は必要」と言われ、神楽が立候補するも一同から却下され、銀時は、自分に付き纏うストーカーの猿飛あやめを呼び出す。

続いて現れたのは、銀時の旧友である桂小太郎で、攘夷活動の資金の確保のため、女装をする気満々で登場する。これに仕方なく神楽を加え、人数は確保できたものの、念のため銀時と新八も女装し参加することになる。

 

いよいよ幕府のお偉いさんが登場する時間になるが、そこにやってきたのは、徳川幕府・警察庁長官の松平片栗虎(かたくりこ)と、征夷大将軍・徳川茂茂(しげしげ)、つまり将軍だった。幕府のトップの登場に、銀時たちは焦りを隠せないが、それを尻目に接待が開始される。

将軍を楽しませるため、「将軍ゲーム(王様ゲーム)」を行い、一同は将軍のために各々画策するも全て裏目に出てしまい、結果的に将軍は下着姿になり、全裸にされ、自らの下着を購入するため、コンビニへと全裸で買い物にいくはめになるのだった。

土方の異変

キャバクラの中で銀時たちが奮闘している頃、外の見張りをしていた真選組副長・土方十四郎は、ふと首に痛みを感じる。首筋の後ろに小さな矢が刺さった事による痛みだったのだが、土方は矢の存在には気付かず、単なる虫さされと思っていた。

その直後、攘夷浪士一同が土方を取り囲み、戦闘が開始される。ふだんの土方ならばなんてことない相手なのだが、意思とは関係なく、土方の体は全力で土下座をし始め、浪士たちはそんな土方を嘲笑いながら、蹴りを入れ続けていた。

そんな土方を救ったのは、局長・近藤勲が「先生」と仰ぐ、参謀・伊東鴨太郎だった。近藤に見初められたことで短期間で出世した伊東と、古くから近藤を支えてきたNo.2の土方は互いを嫌っており、
その相手に救われた土方は悔しさを滲ませるのだった。

 

しかしそれ以降も、土方はますますヘタレになっていき、オタクの道へと目覚めていった。それに伴い、真選組の鉄の掟「局中法度」を破ってばかりの土方は、真選組の中で立場を徐々に失っていく。

最終的に、副長の没落を面白がった沖田がゲームと漫画の最新刊を買いにいかせ、大事な会議をすっぽかした土方は、真選組から追放されてしまうのだった。

副長の座を狙う沖田を利用し、土方を落とした伊東の真の狙いは、近藤を暗殺し真選組の局長に成り代わることにあった。それを、土方の部下だった山崎退が聞き耳を立てており、危機感をにじませるのだった。

トッシーの誕生

真選組内で揉め事が起こっていたその頃、万事屋では、寺門通というアイドルのオタクである新八が、出演者のひとりとして出るテレビ番組『オタクサミット』を、銀時と神楽が見ていた。

番組では「アイドルオタク」「アニメオタク」という二大派閥の間で熱い議論が交わされており、新八はアイドルオタク側のリーダーとして、弁論を展開していた。そんな新八に対し、アニメオタクのトッシーと名乗る男が弁を振るうのだが、その男こそ変わり果てた土方だった。

番組内でその正体に気付いた新八が、万事屋にトッシーとなった土方を連れて帰り、話を聞くが、真選組を辞めさせられた事実が発覚し、驚きを隠せない万事屋の面々。

 

そもそも以前のような覇気を失い、ヘタレとなった根性を叩き直そうと考えた銀時は、土方の性格が変化した原因を突き止めるため、ひとまずカラクリ技師の平賀源外のところへ連れていくことに。

そこで土方を調べた源外は、土方のうなじにチップが埋め込まれているのを発見、そのチップが土方の人格に影響を与えていることを突き止める。

このチップは元々、攘夷志士の制裁のために開発されたが、その後使われず放置されていたものだそうで「背骨にくっついてしまったチップを取り出すことは難しい」との見解を受ける。

 

銀時たちはチップの除去を諦め、土方の性格を治そうとあれこれ奮闘するが、どれも不発に終わる。

しかし突如、土方の奥底に残っていた理性が目覚め、銀時に「ヘタレになってしまった自分の代わりに真選組を守ってくれ」と依頼する。普段はいがみ合っている相手が最後の気力で頭を下げた土方を見て、銀時はその依頼を引き受けるのだった。

伊東の謀略

土方から銀時が事情を聞いていたのと同じ頃、土方を廃した伊東は、いよいよ計画を実行に移し始める。唯一伊東の謀略を知った山崎だったが、伊東が計画の成功のために組んだ高杉晋助の部下・河上万斉に、口封じの意味で襲撃を受けてしまう。

真選組内でも徐々に伊東は力をつけてゆき、伊東の配下にくだった一部の真選組の者は、近藤と土方の暗殺を計画する。土方の反抗勢力の襲撃に遭遇した銀時は、なんとかヘタレの土方を連れ出し、逃亡に成功するのだった。

その逃亡の最中奪ったパトカーの無線で銀時たちは、近藤と土方の暗殺計画を知つ。そして、近藤が伊東の撒いた偽の情報で、箱根に向かっていることを把握する。

そこで銀時たちはその場から逃亡しつつ、近藤の救出に急ぐのだった。

 

一方の近藤は、伊東と一緒に、箱根行きの汽車に乗っていたが、伊東は車両に味方だけを配置し、暗殺の機を伺っていた。いよいよ計画が実行に移されようとしたその時、見張り役の沖田が乱入、近藤の危機に待ったをかける。

土方の追放に協力的だった沖田の裏切りを伊東は問い詰めるが、沖田の狙いは心酔する近藤に最も近い副長の座のみで、近藤自身の暗殺を目論む伊東に対し、敵意を剥き出しにする。

追撃をなんとかかわしながら、沖田は近藤ともに一旦その場を脱出し、近藤のみを別の車両に避難させ、車両ごと切り離してしまうことで近藤を危険から遠ざけ、自分は敵の車両に残って、伊東の手下に対し大立ち回りを披露するのだった。

 

近藤の救出のため箱根へ向かう銀時たち一行は、奪ったパトカーでの移動中、内蔵されていた無線を用いて真選組本部に連絡、土方の名で、近藤の状況の説明と救出命令を出す。

ようやく銀時たちは近藤の乗る汽車に追いつくも、時を同じくして伊東が組んだ高杉率いる、鬼兵隊の戦力も到着。本格的な戦闘が開始される。

その中で銀時は近藤の乗った車両に併走し、土方の突然の弱体化は、埋め込まれたチップによりものだと告げる。それを聞きいたたまれなくなった近藤は銀時に、土方を連れて逃げてくれと依頼するのだった。

 

しかしその近藤の思いが、土方に眠る真の人格を呼び覚まし、埋め込まれたチップは粉砕、覇気のある厳格な人格を取り戻した土方は、自分と真選組をこのような状況に陥れた伊東との戦闘を開始するのだった。

伊東・高杉の陰謀

伊東らと銀時・土方らの戦闘が本格化したその頃、江戸では警察庁長官である松平が、鬼兵隊幹部の河上万斉に絡まれてしまう。高杉と組んだ伊東の真の狙いは、真選組の近藤、土方暗殺だけでなく将軍をも手にかけることであり、高杉はそのために伊東に加担していたのだった。

危機を把握した松平は、真選組に応援を要請するが、真選組は全員近藤の救出に出払ってしまっており不在。やむなく松平は、権力を濫用しタクシーを強奪、江戸城へと引き返し、その動きを察知した銀時・高杉の旧友・桂も、高杉の野望の阻止に動くのだった。

戦闘開始

警察無線で松平の状況を察知し、伊東の陰謀を完全に把握した銀時たちだったが、江戸の危機を知りつつも、その場を後にすることができない。神楽は沖田の加勢に入り、大規模な戦闘に巻き込まれてゆく。

そんな時、源外がアライグマバス(実態は某ネコバスに程近い)に乗って参上した。銀時はその場を新八や近藤たちに託し、松平側の加勢のため、江戸へと引き返すのだった。

 

一方、万斉の追撃を受ける松平だったが、状況を先読みしていた松平の策が見事に的中。伊東が近藤を騙す手口として「将軍が箱根に温泉旅行」という名目を作っていたが、逆手に取った松平は本当に将軍を本当に箱根に行かせ、万斉太刀の撹乱に成功するのだった。

そこに銀時が駆けつけ、状況がやや好転すると、松平はその場を銀時に任せて退き、なぜかこのタイミングで本来行きたかったキャバクラに将軍の影武者とともに急行、後に残された銀時と万斉の戦闘が開始される。

 

銀時が後にした汽車の方は、万事屋・真選組タッグが攻勢にでて、伊東側は劣勢を強いられる。沖田と神楽のタッグは敵を圧倒し、土方と伊東の戦いも熾烈を極めていた。

 

しかし汽車が鉄橋に差し掛かったところで、突如汽車は爆破、そこに鬼兵隊のヘリが現れ、掃討作戦を開始するのだった。というのも高杉の真の狙いは、将軍と真選組を同時に亡き者にすることであり、伊東の存在は都合の良い駒でしかなかったのだ。

爆発に巻き込まれた伊東は左腕がもがれ、鬼兵隊のヘリが自分に追撃を仕掛けようとしているのを見て、高杉の真の狙いと、自分は高杉に踊らされていただけだったという事実を知り、幼少期からのコンプレックスを思い出す。

 

武家の次男に生まれた伊東は、病弱な長男とは対照的に様々な場面で才を発揮するも、長男にばかり親の愛が注がれ、活躍すればするほど疎まれる、そんな日々を過ごしていたのだった。最後の最後まで自分の存在の惨めさを思い知らされる伊東。

しかし、そんな伊東に手を伸ばしたのは、先ほどまで敵対していたはずの、近藤・新八・神楽だった。さらには斬り合っていた土方が鬼兵隊のヘリコプターを撃退、それを見た伊東は、自分がずっと求めていたものは「絆」であり、真選組の存在こそ自分の求めるものだと気付くのだった。

 

一方の江戸城でも、万斉と銀時の戦いが終わりを迎えようとしていた。万斉は、自らが武器とする鋼鉄の強度を持つ三味線の弦を駆使し、ヘリコプターから弦を伸ばし、汽車へと戻ろうとする銀時を捉えていた。

しかし銀時は、自らの守りたいものを守るため怪力を発揮、絡みついた弦を振り回し、逆に万斉のヘリを江戸城の天守閣へ投げ飛ばし、ヘリは爆発させてしまう。こうして双方の先頭は決着し、ひとまずの解決を迎えるのだった。

真選組・万事屋、それぞれの結末

左腕を切断され衰弱した伊東は今にも息絶えそうな状況だったが、真選組の面々は土方との決闘を指示。これは裏切り者ではなく、真選組隊士として死なせるための計らいだった。

土方と伊東は斬り合い、伊東は敗北、「ありがとう」と呟きつつ絶命する。その両者の間には確かに絆が存在していたのだった。

 

一方の高杉サイドでは、負傷した万斉は高杉に自らの敗北を報告、高杉は自らの敵や、かつての旧友の強さを感じたのか、不敵な笑みを浮かべるのだった。

その後の真選組では山崎の葬儀が営まれていたが、実は山崎は生き延びており、いつ出ていくかタイミングを失っている様子。こっそり葬儀の様子を覗いてみると、漫画を読む者や、居眠りする者な、山崎の死を悲しむ者は見受けられない。

腹を立てた山崎は、幽霊の格好をして登場し、隊員たちを怖がらせてやろうと考えるが、そこに完全復活した土方が登場する。山崎の登場はかき消されてしまうものの、真選組にはこれまでの日常が取り戻された。

 

一方の万事屋も今回の騒動の解決にひと段落するも、よく考えれば、今回の報酬として誰からもお金を受け取っていないことに気づく。そしてその時、家主のお登勢が現れ、家賃の取立てを開始。万事屋にも騒がしくも心地よい、いつもの日常が戻ってきたのだった。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』の感想

実写第一作品目から数年の時を経て公開された今作でしたが、以前よりもCGシーンに迫力が増したような印象を受けました。特に銀時と万斉の戦闘シーンは迫力満点で、見ているこっちも手に汗握る展開に心躍ったのが印象的です。

また、ここは前作に引き続きですが、なんと言っても銀魂の持ち味であるギャグシーンのキレも抜群です。普段はクールな演技で知られる名優たちが、下品なシーンや珍妙なシーンを演じている姿は、本作でしか見ることのできない、新鮮なものであると思います。

カブト狩りを思い思いの方法で試みる真選組の面々や、万事屋内の何気ない掛け合いは面白さ満点で、そこがシリアスシーンのカッコよさを引き立てる、最高のスパイスになっています。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』の視聴方法

『銀魂2 掟は破るためにこそある』はDVDの購入やレンタル、U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2020年6月現在、『銀魂2 掟は破るためにこそある』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT有料レンタル1,990円
Hulu視聴不可1,026円
Amazonプライムビデオ有料レンタル500円
Netflix見放題800円
FODプレミアム視聴不可888円
dTV[有料レンタル500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス視聴不可562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム有料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
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