映画『僕のワンダフル・ライフ』のあらすじ・ネタバレ・感想

洋画

愛する飼い主のために何度も生まれ変わる犬の感動の物語・映画『僕のワンダフル・ライフ』。

今回は、映画『僕のワンダフル・ライフ』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・続編についてご紹介します。

『僕のワンダフル・ライフ』の作品概要

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上映日2017年9月29日
上映時間100分
制作国アメリカ合衆国
監督ラッセ・ハルストレム
原作W・ブルース・キャメロン「野良犬トビーの愛すべき転生」
脚本W・ブルース・キャメロン/キャスリン・ミション/オードリー・ウェルズ/マヤ・フォーブス/ウォーリー・ウォロダースキー
音楽レイチェル・ポートマン
出演ブリット・ロバートソン/K・J・アパ/ジョン・オーティス/ペギー・リプトン/デニス・クエイド

生きる目的を自問しながら、愛する飼い主のために、何度も生まれ変わりを繰り返す健気な犬の一途な愛を犬目線で綴った世界的ベストセラー『野良犬トビーの愛すべき転生』が映画化。大人から子供まで楽しめるハートフル・ムービー。

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『僕のワンダフル・ライフ』のあらすじ

ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリーは、暑い車中に閉じ込められているところを少年イーサンに助けられ、彼の家族に引き取られる。イーサンとベイリーは年月を重ねて強い絆で結ばれていく。いつまでもイーサンと一緒にいると誓ったベイリーだったが、ついに寿命を迎えてしまう。

ところが、ベイリーは、エリーという女の子のシェパードとなって生まれ変わり、新しい犬の人生 “犬生”がスタートするのだった。

登場人物紹介

ベイリー/バディ/ティノ/エリー(声の出演:ジョシュ・ギャッド)

主人公の犬。飼い主のイーサンに会うため、何回も犬として生まれ変わる。

イーサン(10代:K・J・アパ/大人:デニス・クエイド)

ベイリーの飼い主。高校時代はアメフト部でエース。

ハンナ(10代:ブリット・ロバートソン/大人:ペギー・リプトン)

イーサンの彼女。高校時代にイーサンと出会い、ベイリーとも一緒によく遊んだ。

[出典:http://boku-wonderful.jp/cast.html]

『僕のワンダフル・ライフ』のネタバレ

この先、『僕のワンダフル・ライフ』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

ベイリーの犬生

主人公は、ビーグル系の雑種の子犬として、この世に誕生します。しかし、生後数ヶ月で野良犬駆除業者に殺処分されます。「何のために生まれてきたのか」を考える間もなく、犬生が終わってしまいました。

次に生まれ変わったのは、ゴールデン・レトリーバーの子犬でした。子犬を営利目的で売るパピーミルから脱走したところを男2人に捕まります。車内に取り残され、熱中症で死にかけたところを、少年イーサンと母のエリザベスが車の窓を割って救出します。

イーサンは「子犬を飼いたい」と父親のジムに懇願し、子犬はベイリーと名付けられて家族の一員になりました。夏休み、ベイリーは家族3人と一緒に、農場を経営するイーサンの祖父母の家に滞在します。ベイリーとイーサンは広い草原で、つぶれたアメフトボールで遊んでさらに仲が深まりました。

父親のコイン事件

秋になり、イーサンは新学期が始まります。母のエリザベスが外出して、誰もいなくなった家をベイリーは荒らしてしまいました。その夜、家に上司を呼んで昇進の交渉をする予定だった父ジムは、イーサンに片付けを命じます。

しかし、イーサンはジムが大切にしていたコインを落とし、ベイリーがコインを食べてしまいました。ディナーの席でジムの上司が、「ジムが収集している特別なコインを見たい」と言い出します。イーサンは、慌ててベイリーのフンの中からコインを見つけます。

コインがないことがばれそうになり、イーサンはネズミが出たととっさに嘘をつきます。イーサンはその隙にコインを箱に戻しますが、走り回るベイリーに混乱した上司の妻が転倒し、ディナーの席は台無しになってしまいました。

昇進がなくなったことに苛立ったジムは、ベイリーをガレージに閉じ込めます。しかし、ベイリーは脱出して、イーサンの部屋で一緒に寝ます。こうして、ふたりの絆はさらに強まったのでした。

ハンナとの出会い

それから年月が経ち、イーサンは高校生になります。イーサンは、アメフト部のエースとして活躍しながらも、ベイリーをいつも連れ歩いていました。一方、父ジムはアルコールに溺れるような生活を送っていました。

ある日、イーサンがベイリーを連れて遊園地に行くと、ハンナという女の子に出会います。ベイリーのおかげでイーサンとハンナの仲が縮まり、ふたりは付き合うようになります。

夏休み中、イーサンとハンナ、ベイリーは別荘で一緒に過ごしていました。イーサンが家に帰ってくると、両親が口論していました。酒で荒れるジムがエリザベスを殴ろうとしたので、イーサンは父親に家を出ていくよう言います。

イーサンにふりかかる災難

イーサンは、アメフトの試合後、仲間たちと店で打ち上げをしていました。そこへ酒に酔ったジムが現れます。クラスメイトのトッドに父親のことをバカにされて、イーサンは思わずトッドを殴ってしまいました。

逆恨みしたトッドは、その夜イーサンの家に火を放ちます。ベイリーが必死に吠えたおかげで、エリザベスとイーサンは火事に気づきます。エリザベスとベイリーを先に避難させた後、イーサンは2階から飛び降りて、救急車で運ばれます。

ベイリーは隠れていたトッドに噛みつき、不審に思った警察がトッドを連行します。イーサンの命に別状はありませんでしたが、右足を怪我して祖父母の家で休養します。イーサンは、アメフトの名門大学への推薦が取り消されて活力を失くし、励ましに来たハンナにも別れを告げます。

イーサンとベイリーの別れ

イーサンは、ベイリーを祖父母の家に預け、農業学校に進学します。遊んでほしいベイリーは車で走り去るイーサンを必死に追いかけます。さびしがるベイリーを置いて、イーサンは旅立ちました。

ベイリーは祖父母と過ごすようになりましたが、次第に元気がなくなり遊ぶこともなくなりました。祖父母がベイリーを獣医に診せると、腎臓の病気で治療は難しいと告げられます。祖父からの連絡を受けたイーサンが駆けつけます。ベイリーは、家族に見守られながら安楽死しました。

エリーの犬生

3回目の犬生は、シェパードの女の子・エリーです。エリーは警察犬として訓練され、警察官のカルロスとバディを組んで、あらゆる事件の証拠を見つけては表彰されました。しかし、孤独なカルロスはなかなかエリーにかまってくれません。

ある日、カルロスは誘拐事件を捜査します。エリーは、誘拐された少女の衣類のにおいで、少女の居場所を見つけます。カルロスは橋で、少女を誘拐する犯人を追い詰めますが、少女は川へ落ちてしまいます。エリーは助けるために水に飛び込み、少女を陸まで引き上げます。

橋の上で、犯人を追っていたカルロスでしたが、背後から犯人に銃で撃たれそうになります。助けに来たエリーが犯人に飛びかかりますが、銃で撃たれます。犯人は警察に捕まりましたが、エリーはカルロスの腕の中で息を引き取りました。

ティノの犬生

4回目の犬生は、コーギーの男の子ティノです。勉強熱心で、食べることが大好きな女子大生マヤが飼い主です。マヤはいつもティノと一緒にいましたが、恋人を欲しがっていました。マヤと同じ食生活をして、ティノは肥満になってしまいます。

ティノは、マヤに公園で運動させられていたときに、黒いランドシーアのロクシーに一目惚れします。ロクシーの飼い主は、マヤと同じクラスの男子学生アルでした。マヤとアル、ティノとロクシーは恋人関係になります。

やがてマヤとアルは結婚し、ふたりの間には3人の子供が生まれます。 ティノは子どもたちとも遊ぶようになりました。ティノと絆が深まっていたロクシーでしたが、ある日病院に連れて行かれたきり帰ることはありませんでした。ティノも年を重ねて老い、寿命を迎えます。

イーサンとの再会

5回目の犬生は、セント・バーナード系の雑種犬でした。トラックでのセールで、ある女性が引き取り、ワッフルズと名付けられます。しかし、女性のパートナーの男性が犬を飼うことを嫌い、ワッフルズは家の外で鎖につながれ、放置されます。

 

ふたりは動物虐待を疑われます。男性は、里親を見つけるように頼んだ女性の言葉を無視し、ワッフルズを家から遠い場所に捨て去ります。野良犬になったワッフルズは、公園である犬を見つけます。その犬の飼い主の女性は、どこかで嗅いだことのあるにおいがしました。

ワッフルズがにおいをたどって歩き続けると、昔来たことがある懐かしい場所にたどり着きます。そこはイーサンの祖父母が住んでいた家でした。ワッフルズは、大人になったイーサンを見つけると、嬉しくて飛びかかります。

イーサンはお腹をすかせた野良犬に食事を与えます。「帰れ」というイーサンに対し、ワッフルズはそこを離れませんでした。結局、イーサンは野良犬を動物保護施設に連れて行きます。一時は家に帰ったイーサンでしたが、翌日、野良犬を連れて帰り、一緒に暮らすことになりました。

ハンナとの再会

イーサンは、野良犬にバディと名付けて、名前入りの首輪を与えます。イーサンは独身で孤独な生活を送っていました。バディはあることを思いつき、嗅いだことのあるにおいの女性がいた公園に行きます。女性の後を追うと、そこにはハンナがいました。その女性はハンナの娘だったのです。

ハンナはバディの首輪に刻印されたイーサンの名前を見て驚きます。ハンナは、バディを連れてイーサンの家に行き、ふたりは再会します。ハンナは、結婚して娘も孫もいましたが夫に先立たれ、近くへ引っ越してきたのでした。

イーサンはハンナに「ひどいことを言った」と謝り、一緒に過ごしたいと伝えます。ハンナはイーサンのプロポーズを承諾します。ふたりを結びつけたバディは大喜びします。イーサンとハンナは結婚し、大家族になりました。

イーサンがベイリーに気づく

イーサンとハンナと暮らせるようになって幸せなバディでしたが、イーサンに自分がベイリーだと気づいてもらおうとします。バディは倉庫の中から、イーサンといつも遊んでいた “つぶれたアメフトボール” を見つけます。

バディがイーサンにそのボールを持っていくと、ふたりはボールで遊び始めます。イーサンがボールを高く真上に投げると、バディはイーサンの背中を踏み台にしてキャッチする芸を見せます。それを見たイーサンは、バディがベイリーだと気づいたのでした。

ベイリーは5回もの犬生を通して、「今を一緒に生きること」が犬の目的だと気づくのでした。

『僕のワンダフル・ライフ』の感想

ベイリーが何度も犬として生まれ変わるというストーリーが斬新でした。少し違いますが、『100万回生きたねこ』と似たような設定だと感じました。

どの犬たちも可愛らしくて演技も上手かったですね。犬目線で見た人間たちの世界も面白かったです。

殺処分されてしまったり、虐待を受けて捨てられたり、犬たちが現実に直面する問題も取り上げられていました。大切に育ててくれた飼い主とそれぞれの犬のエピソードは心温まるものでした。

ベイリーが、3回も生まれ変わって大好きなイーサンに会いに来たと気づいてもらうことができたシーンはとても感動的でした。

『僕のワンダフル・ライフ』の続編

映画『僕のワンダフル・ライフ』の続編『僕のワンダフル・ジャーニー』は2019年9月に公開されました。

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』では、イーサンのもとへ戻ったベイリーが、ハンナの孫CJを守り抜くため、再び生まれ変わります。こちらもぜひ見てみたいですね。