映画『デッドプール』のあらすじ・ネタバレ・感想

洋画

型破りなヒーローがスクリーンの中で大暴れ。

今回は、映画『デッドプール』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想をご紹介します。

『デッドプール』の作品概要

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上映日2016年
上映時間108分
制作国アメリカ
監督ティム・ミラー
原作ファビアン・ニシーザ、ロブ・ライフェルド
脚本レット・リース、ポール・ワーニック
音楽ジャンキーXL
出演ライアン・レイノルズ/モリーナ・バッカリン/エド・スクライン/T・J・ミラー/ジーナ・カラーノ/レスリー・アガムズ

『デッドプール』は、「X-MEN」シリーズのキャラクターであるデッドプールを主役にしたヒーローコメディ。R指定作品でありながら大ヒットを呼び、MTVムービー・アワードや第74回ゴールデングローブ賞などの映画賞を受賞した。

『デッドプール』のあらすじ

傭兵を引退したウェイドは、高級娼婦のヴァネッサに出会う。出会ったときから意気投合の2人は見る見るうちに距離を縮め、交際してやがて結婚した。だが、そんな順風満帆なウェイドに悲劇が襲う。崩れていく生活と絶望の中で、ウェイドは変身した。

登場人物紹介

ウェイド・ウィルソン / デッドプール(ライアン・レイノルズ)


元傭兵。極秘実験に参加して、超人になる。自分が漫画のキャラクターであることに気づいていて、しばしば観客に話しかける。

ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)


高級娼婦。ウェイドと結婚する。

ウィーゼル(T.J.ミラー)


ウェイドの親友。

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)


ヒーロー集団X-MENの訓練生。

エイジャックス/フランシス(エド・スクライン)


超人。非合法組織のリーダー。

[出典:http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/movies/]

『デッドプール』のネタバレ

この先、『デッドプール』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

【起】結婚とがん宣告

ウェイド・ウィルソンは傭兵を引退し、気ままな生活を送っていた。ある日、ウェイドは高級娼婦のヴァネッサに出会う。ウェイドとヴァネッサは、出会った当初から意気投合して、やがて交際を始めた。

ウェイドとヴァネッサは、幸せな日々を過ごした。2人の愛が頂点に達したとき、ウェイドはヴァネッサにプロポーズをした。ヴァネッサは、それを受け入れた。こうして、2人は結婚した。

そんな幸せいっぱいのウェイドだったが、突然気絶して、病院に運ばれる。病院にて、ウェイドは末期がんにかかっていることを宣告される。

ヴァネッサに迷惑を掛けたくないウェイドは、ヴァネッサと距離を置こうとする。ところが、ヴァネッサの愛は強く、ウェイドを見捨てなかった。

【承】人体実験

ウェイドは悶々としながら、酒場で酒を飲んでいた。そこに、ある組織のリクルーターがやって来て、ウェイドに「極秘実験の被験者とならないか」と提案した。実験に成功すれば、がんの完治はもちろん、超人の能力が手に入ると言う。

ウェイドは悩んだ末に、実験への参加を決意する。ウェイドは、施設に行き、エイジャックスというミュータント(超人)に遺伝子を活性化させる注射を打たれる。

この実験により、ウェイドは並外れた身体能力と治癒能力を手にする。そしてがんは完治した。しかし、実験の副作用で、ウェイドの顔は焼けただれたような姿になってしまう。エイジャックスは「ウェイドの顔を治せる」と言うが、ウェイドは聞く耳を持たなかった。

ウェイドは、エイジャックスから奪ったマッチで施設に放火をして、爆破suる。そして、施設から脱走した。

【転】デッドプール誕生

施設から脱走したウェイドは、ヴァネッサのもとに向かう。しかし、醜い顔ではヴァネッサに嫌われてしまうと思い、再会は諦めた。ウェイドは、盲目の老婆アルの家に住むことになった。

これからの生き方について悩んでいたウェイドは、ウェイドは死んだことにして、これからは「デッドプール」として生きていくことに決めた。「デッドプール」とは、実験を受けた施設の名前である。

デッドプールは、早速エイジャックス一味の襲撃に向かった。デッドプールは、高速道路にて、エイジャックスを見つけると、叩きのめした。しかし、そこにヒーロー集団X-MENのコロッサスネガソニックが駆け付け、デッドプールの暴走を止めようとした。その隙に、エイジャックスは逃亡した。

エイジャックスは、デッドプールの正体がウェイドであることを突き止めて、婚約者のヴァネッサを人質にとることに決めた。エイジャックスは、ヴァネッサの働くストリップバーに行き、ヴァネッサを誘拐した。

【結】復讐

ヴァネッサの誘拐を受けて、デッドプールは激怒した。デッドプールは、コロッサスとネガソニックを呼び、エイジャックスのアジトを襲撃した。

激闘の末、デッドプールはエイジャックスを追い詰める。デッドプールはエイジャックスに元の姿に戻る方法を尋ねる。しかし、エイジャックスは「そんな方法はない」と言い切った。耐えきれなくなったデッドプールは、エイジャックスを射殺した。

この後、デッドプールとヴァネッサは再会した。デッドプールはマスクを取り、素顔を見せた。実験により傷ついた素顔は醜いものだったが、ヴァネッサの愛は変わらなかった。デッドプールとヴァネッサはキスをした。

『デッドプール』の感想

脚本家の桂千穂さんは言いました。

「お客様にお説教する映画は最低だ。そりゃあ作家にも、訴えたい高級な思想があるだろう。でもその表現はできるだけ低級でセンセーショナルで、麻薬的な頽廃を伴っていなくちゃいけない」

いやあ、まったくその通りなんです。思想をそのままの形で押し付けられても、厚かましいだけです。言いたいことをいかに軽く、わかりやすく伝えるか、というのが作家の力の見せどころだと思います。

その点『デッドプール』は、最高の作品です。デッドプールは下品で、終始ふざけたヒーローです。ですが、そんなデッドプールが、突然真面目な台詞を言うことがあるんです。ふだんの態度とのギャップもあってか、そのときの刺さりようと言ったらないですね。

人間は卑しくて弱い生き物です。ですが、それはもっとさらけ出しても良いのではないか、と思います。そういう人の方が人間味があって、言葉にも説得力がありますからね。