映画「ちょっと今から仕事辞めてくる」あらすじ・ネタバレ・感想

映画

第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した北川恵海の同名ベストセラーを、福士蒼汰主演で映画化した作品。『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』を手掛けた、成島出監督が現在社会が抱える問題をテーマに映画化しました。

この記事では『ちょっと今から仕事やめてくる』の作品概要、あらすじ、ネタバレ、感想、視聴方法について説明します。

『ちょっと今から仕事やめてくる』の作品概要

上映日2017年5月27日
上映時間117分
制作国日本
監督成島出
原作ちょっと今から仕事やめてくる
脚本多和田久美、成島出
音楽安川午朗
主題歌コブクロ「心」
出演福士蒼汰/工藤阿須加/黒木華/森口瑤子/池田成志/小池栄子/吉田銅太郎

ブラック企業に勤める青山隆は、上司からのパワハラを受けていた。それにより身体的、肉体的な疲労から自殺を考えていた。そんなあるとき、小学生の頃に同級生だったと名乗るヤマモトに出会う。彼の陽気な姿にすぐに打ち解け合い、元気を取り戻す隆だったがヤマモトにはある秘密があった。

ヤマモトは一体何者なのか。そしてヤマモトは隆に何を伝えたかったのか。

『ちょっと今から仕事やめてくる』のあらすじ

ブラック企業に勤める青山は、あるとき幼馴染だという「ヤマモト」に出会った。

職場の辛さに自殺を考えていた青山だったが、ヤマモトに元気づけられ自信を取り戻す。

しかし、ヤマモトは3年前に死んでいたことを知る。ヤマモトの正体とは?幽霊?そしてヤマモトが伝えたかったこととは?

登場人物紹介

青山隆(工藤阿須加)

ブラック企業に勤めているサラリーマン。

真面目でひたむきに仕事をするが、営業成績が上がらず上司に怒鳴られている。

ヤマモト(福士蒼汰)

青山隆の同級生と名乗る人物。いつもアロハシャツを着ており陽気な性格の男。

山上守(吉田銅太郎)

青山隆の上司で営業部長。

過酷なノルマを課し、常に圧力をかけている。成績が悪い人を容赦なく怒鳴ったりする。

五十嵐美紀(黒木華)

青山隆の憧れの先輩女性社員。

社内のエース的存在で、常に営業成績はトップ。だが、上司の期待にプレッシャーを感じている。

『ちょっと今から仕事やめてくる』のネタバレ

この先、『ちょっと今から仕事やめてくる』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください
ブラック企業に勤める青山隆は、会社に貢献したいという気持ちとは裏腹に営業成績が上がらず、上司の山上からのパワハラに苦しんでいた。残業時間は3ヶ月連続で150時間を超えており、残業代も出ない。

そして心身ともに限界を迎えた青山は、通過電車に飛び込もうとする。

ヤマモトと名乗る男

通過電車に飛び込もうとする青山を、間一髪のところをアロハシャツを着た男が助け出す。

彼は自身を「幼馴染のヤマモトジュン」と名乗るが、青山には身に覚えがなかった。

青山は、ヤマモトに言われるがまま飲みに連れてかれる。疑問に思った彼は、友人に連絡を取りヤマモトは小学校の頃の同級生だということを知る。

 

ヤマモトと出会ってからは、青山は本来の明るさを取り戻し、仕事も順調に進んでいった。

そして、青山はこれまでで一番大きな契約を取ろうとしていた。

順調だった青山だったが…

契約を目前にしていた青山だったが、発注書のミスにより契約は白紙に。

会社に損害を与え、先輩社員五十嵐に尻拭いをさせてしまう。上司の山上からはみんなの前で土下座させられてしまう。

ヤマモトの正体

あるとき、霊園へのシャトルバスに暗い顔で乗り込むヤマモトを見かける。

家に帰って調べると、「ヤマモトジュン」は3年前に過労自殺で亡くなっていることを知る

 

ヤマモトの正体に疑問を抱える青山だったが、会社に行くと、発注書のミスで契約が白紙になった件で五十嵐に嫌われ、山上からは強く怒鳴られてしまう。

絶望した青山は、会社の屋上から飛び降りようとしていた。そこにヤマモトが現れた。

ヤマモトを幽霊だと思い込む青山は、死んだ後もヤマモトに会えると思い屋上に立った。

 

しかし、青山はヤマモトから「人生はお前のためと家族のためだ」と教えらえる。

ヤマモトからの言葉を聞いて、1年半ぶりに実家に帰った青山は、両親に愛されていることを実感すると同時にある決心を固める。

ちょっと今から仕事やめてくる

青山は喫茶店でヤマモトを呼び出す。

そして「ちょっと今から仕事やめてくる」と言い、職場に向かう。

 

「今日でやめさせてもらいます」

怒鳴る山上に対し、青山は爽やかな笑顔で職場を後にする。

 

青山がエレベーターに乗り込む直前、五十嵐に呼び止められる。

そして発注書のミスは、私がわざと違うものに書き換えたと伝えられる。青山が大きな契約を取れば、五十嵐のノルマが大きくなってしまうことへの恐怖を感じていたからだ。

 

大はしゃぎでヤマモトのいる喫茶店に戻るが、そこにヤマモトの姿はなかった。

ヤマモトは、青山を助けるために表れた幽霊だったのか。

ヤマモトの本当の正体

ヤマモトの本名は山本優で、純という双子の兄がいた。5歳の時に両親を事故で亡くし、2人は孤児院で育った。

優は先生、純は医者としてバヌアツに行くという夢があった。そして2人は国立大学進学を目指すが、純だけ合格することができずに就職。

 

純は仕事と勉強を両立しようとするも、就職先がブラック企業だったため、医学部に合格することはできなかった。そして、職場での悩みから彼は自殺をしていた。

優は、青山が自殺する前の純と同じ辛そうな顔をしていたため、知り合いのフリをしていたのだ。

青山の新たな人生

ヤマモトはバヌアツで子供たちに算数を教えていた。

そこに青山がやってきた。仕事をやめ、今度はバヌアツでヤマモトを助けたいという気持ちだった。

青山はヤマモトとバヌアツで新しい人生をスタートさせたのだった。

『ちょっと今から仕事やめてくる』の感想

何のために働くのか、何のために生きるのかを考えさせられる映画です。

映画では、「生きてさえいれば人生どうにでもなる」という言葉が出てきますが、ヤマモトの生き方を見ると、確かにその通りだなと思いました。

働きすぎによる過労死や精神障害が問題になっている現代で大切なことは、好きな仕事をすることだと思います。

 

毎日怒鳴られ、行きたくないと言いながら働いていたサラリーマン時代の青山の人生と、バヌアツで先生をやりたいと夢見て過ごすヤマモトの人生、私はヤマモトの人生の方を選びたいなと感じました。

悩みを抱えている人すべての人に見てほしい映画だなと思います。

『ちょっと今から仕事やめてくる』の視聴方法

『ちょっと今から仕事やめてくる』はDVDの購入やレンタル、U-NEXTやNetflixなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2019年2月現在、『ちょっと今から仕事やめてくる』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT見放題1,990円
Hulu視聴不可1,026円
Amazonプライムビデオ見放題500円
Netflix見放題800円
FODプレミアム見放題888円
dTV見放題500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス視聴不可562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム無料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
  • 見放題無料レンタル:会員であれば無料で視聴・レンタルできます。
  • 有料レンタル:会員であってもレンタル料金が発生します。
  • 視聴不可:お取り扱いがありません。