映画『アバター』のあらすじ・ネタバレ・感想

洋画
圧倒的な世界観で、全世界で約28億ドルの興行収入を記録した、大ヒットSF映画『アバター』
今回は、映画『アバター』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想・視聴方法をご紹介します。

『アバター』の作品概要

created by Rinker
20th Century Fox Jp
¥874 (2020/09/25 15:35:08時点 Amazon調べ-詳細)
上映日2009年12月23日
上映時間178分
制作国アメリカ合衆国
監督ジェームズ・キャメロン
脚本ジェームズ・キャメロン
音楽ジェームズ・ホーナー
主題歌レオナ・ルイス「I see you」
出演サム・ワシントンゾーイ・サルダナシガニー・ウィーバースティーヴン・ラングミシェル・ロドリゲスジョヴァンニ・リビシ

かの有名な「ターミネーター」「タイタニック」を手掛けた、ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作。「観るのではない、そこにいるのだ。」をキャッチコピーとし、圧倒的な世界観と当時最先端の3D技術で、空前の大ヒットを記録。

あのスティーヴン・スピルバーグ監督や、クエンティン・タランティーノ監督をして、「衝撃」と言わしめた。

『アバター』のあらすじ

地球より遥か遠くに存在する神秘的な惑星「パンドラ」。この星では、「ナヴィ」と呼ばれる知的生命体が、原始的な生活を送っていた。その地下深くに存在する天然資源の採掘のため、資源会社RDA社は、ナヴィに姿を似せたアバターを派遣することにする。

そのパイロットに選ばれたジェイク・サリーは、徐々にナヴィと交流を深めていくが、一向に進展しない交渉を待ち兼ねたRDA社は武力での制圧を試みる。人間とナヴィ、両者の思惑の中で、サリーは大きな決断を迫られるのだった。

登場人物紹介

ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)

戦争中に下半身付随となる大怪我を負い、退役した元軍人。兄の死がきっかけでアバター計画に携わるも、徐々にナヴィ族との関係に居心地の良さを覚えていく。

ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)

ナヴィ族の族長の娘。初めはジェイクを不審者としか捉えていなかったが、共に生活をするうち、徐々に彼に惹かれていくようになる。

グレイス・オーガスティン(シガニー・ウィーバー)

RDA社にて、アバター計画に携わる女性科学者。自身もアバターを操縦することで、惑星パンドラの研究、ナヴィ族との交流を行う。

マイルズ・クオリッチ(スティーヴン・ラング)

元海兵隊員で、RDA社の傭兵部隊の大佐。軍事力で惑星パンドラを制圧したいと考えており、徐々にジェイクとも対立を深めていく。

トゥルーディ・チャコン(ミシェル・ロドリゲス)

元海兵隊員で、ジェイクやグレイス博士と親しい関係にある。ナヴィに対し武力的な態度をとるクオリッチと敵対するようになる。

『アバター』のネタバレ

この先、『アバター』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

神秘の星

物語の舞台となるのは、太陽系に最も近いとされる惑星「パンドラ」。自然豊かで、地球とは異なる生態系が発達するこの星では、「ナヴィ」と呼ばれる知的生命体が原始的な生活を送っていた。

一方、地球では深刻なエネルギー問題が発生していた。そんな中で、資源開発会社RDA社はこのパンドラに目をつける。その理由は、パンドラの地下奥深くに眠る鉱石「アンオブタニウム」だった。

開発に乗り出そうと、RDA社の研究者グループはナヴィ族に交渉を持ちかける。しかしながら、ナヴィ族はその交渉に難色を示し、平行線を辿っていた。

 

そこで用いられたのが、人間とナヴィ族のDNAを融合した「アバター」だった。「アバター」に人間の意識を憑依させることで、遠隔で操作し、ナヴィ族との接触を図る。この「アバター計画」により、RDA社は進まない交渉の進展を図るのだった。

以前とは異なり、自らの姿により近い存在に心を許すナヴィ族であったが、肝心の交渉の部分は変わらぬまま。依然として平行線を辿っていた。

ジェイクとアバター

元海兵隊員のジェイク・サリーは、アバターのパイロットであった兄の急死により、RDA社から兄の仕事を引き継いでほしいとの誘いを受ける。彼は戦争中の事故で下半身不随となり、車いす生活を余儀なくされていた。

アバターは各自のDNAに合わせて作られているため、本来であれば新たなパイロットに合うようなアバターを作り直さなければならない。しかし、亡くなった兄とジェイクは一卵性双生児であり、兄とDNAが同一であったため、兄のアバターを利用することが可能であると考えられていた。

 

当初はジェイク自身、アバター計画には興味を示さなかった。しかし、計画に協力してくれれば、足の治療に必要な高額の医療費を、RDA社が負担してくれる、と持ちかけられたことをきっかけに、アバター計画に参加する意思を示すようになる。

責任者であるグレイス・オガースティン博士の下で、ジェイクとアバターの接続実験は見事に成功。久しぶりに肉体を動かせる感覚に、長らく車椅子生活であったジェイクは胸を躍らせるのだった。

上陸

西暦2154年、およそ6年の冷凍睡眠を経てパンドラに辿り着いたジェイクは、グレイス博士の下で操作員としての任務に就くこととなった。

 

体を動かすことを通し、アバターとの接続に慣れ始めた頃、ジェイクは傭兵部隊の隊長・クオリッチ大佐に呼びだされる。彼の要望は、グレイスの下で働きながら、そこで得たナヴィやパンドラの情報を自分に流して欲しいというものだった。

新たにアバター計画に加わったジェイクは知らなかったが、アバター計画が具体的な進展を示さないことで、責任者・パーカーを筆頭とする急進派と、グレイス博士を筆頭とする穏健派の2つに、計画内で意見が割れていたのだった。

そして、急進派の中でもさらに過激な思想を持つクオリッチが、交渉がこれ以上平行線を辿るのであれば強硬手段に出るべきだと、何かにつけてパーカーを焚きつけていたのだった。そんな中、ジェイクは彼に情報を流す役目に着くことになる。

ナヴィとの交流

ある日、アバターを使ってのフィールドワークに参加していたジェイクは、不意なアクシデントから仲間とはぐれてしまう。深い森の中を歩き回るジェイクは、現れた野生生物を挑発し、怒らせてしますのだった。

それにより襲われかけたところを、ネイティリというナヴィの若い娘に助けられる。危機を救ってもらったジェイクは礼を言うが、ネイティリは彼のせいで野生動物が死んでしまったことに怒りを見せる。

 

不審者としてネイティリに捕らえられ、連行された先で出会ったのは、ネイティリの部族・オマティカヤ族の村人達、そしてそのリーダーであるネイティリの父母であった。

依然としてその他の住人からは不審な目を向けられていたが、これまでの科学者達とは異なる印象をジェイクに抱いたネイティリの父母2人はジェイクを歓迎し、ネイティリからナヴィの生き方を学ぶよう勧める。

 

翌日からジェイクはハンターとしての修行を開始、その中でナヴィとしての生き方を学んでゆくのだった。コツを掴むのが難しく、当初は失敗を別のナヴィのハンターにからかわれることもあったが、ネイティリの指導で徐々に成長を見せる。

そんな中でジェイクは、ナヴィ族が持つ自然観を目の当たりにする。彼らは、死者の魂は埋葬することで大地に戻って生き続ける、とし、狩りでしとめた獲物の死骸にも祈りを捧げることで、自らの命も含めたすべての生命エネルギーが大自然の中を循環してゆくものと考えていた。

広大な自然の一部として個人の存在がある、というその考え方は、私欲のために環境破壊を続けた地球人とはまるで異なるものだった。そんな彼らを資料映像として記録・提供しながらも、ジェイクは確かに彼らの考え方に胸を打たれていた。

 

後日、ハンター最終試験を受けることになったジェイク。その試験内容は、「イクラン」と呼ばれる翼竜の中の一匹をパートナーとし、フィーラー(触角)によって心を通わせ、その背に乗って空を飛ぶことだった。その試験に、ジェイクは見事成功する。

その飛行の最中、ジェイクは巨大な翼竜トゥルークを目撃する。トゥルークに受け入れられた者はこれまでの歴史の中でも数名のみなのだそう。そしてその人物はその偉業を讃えられ、「トゥルーク・マクト」という呼称で、ナヴィの指導者として尊崇を受けたのだという。

「ナヴィは二度生まれる」という言葉は、一人前のハンターとなることで新たに生まれ変わる、というもの。その試験をクリアしたジェイクは、『兄弟』として認められるようになる。また、ネイティリとも愛を確かめ合い、二人は聖地「エイワの木」のもとで契りを交わすのだった。

RDA社の暴挙

その一方で、RDA社の苛立ちは頂点に達していた。ジェイクたちがナヴィ族との交流を深めたことで進みが遅くなった交渉に、パーカーとクオリッチはついに武力の行使を決意、莫大な地下資源を地蔵するオマティカヤの村への襲撃に乗り出そうとする。

強引なやり方に対しジェイクたちは抗議するが、二人はさらに聖地「エイワの木」への攻撃までをも画策していた。エイワの木はナヴィにとって神聖な場所であり、パンドラに生息する生物が出す電気信号ネットワークの中心であった。

そのネットワークの崩壊は貴重な生態系全体の破壊と同義であると確信したグレイス博士は必死に抗議を行うが、パーカーとクオリッチはまったく理解を示さず、嘲りの表情を浮かべる。最終的に攻撃は断行され、ネイティリらのの村はズタボロに破壊されてしまう

 

悲しみに暮れるナヴィたちの姿を見たジェイクたちは、彼らのためにRDA社を裏切り、戦いを挑むことを決意する。その上でジェイクはナヴィ族に、自分がRDA社の手先として送り込まれた存在であることを明かすのだった。

対するナヴィ族の反応は冷ややかで、ジェイクたちを拒絶してしまう。さらには、クオリッチらの手にかかり、ジェイク、グレイスらは監禁されてしまう。そんな状況を打開しようと脱出を試みるが、その最中にグレイス博士は銃撃にあい、息を引き取ってしまうのだった。

救世主の登場

ジェイクは今一度ナヴィ族の協力を得ようと、イクランのいる谷に向かい、ネイティリから教えられた空の王者・トゥルークを手懐け、トゥルークに受け入れられた伝説のトゥルーク・マクトとなることに成功する。

空の王者を手懐けた伝説の英雄の登場に、ナヴィ族は一つに結束、エイワの木にナヴィの全部族が集結していく。一方、ナヴィ達の団結を察知したクオリッチらは、攻撃態勢を整え、エイワの木への攻撃を計画するのだった。

攻撃の始まり

ついにクオリッチの攻撃が開始され、空爆やロボット兵器などの圧倒的攻撃力に、ジェイクを中心とするナヴィ達は手も足もでない。ただただ蹂躙され、形勢は悪化の一途を辿っていた。

しかし、激闘の渦中で次々に仲間が倒れてゆく中、奇跡が起こった。ジェイクらの祈りがエイワの木に通じ、イクランをはじめとする巨大生物が戦いに参戦したのだ。予期せぬ加勢にRDA社側は動揺し、戦況はジェイクたちに向いていく。

勢いに乗ったジェイクはクオリッチの乗る隊長機に攻撃を仕掛け、追撃に成功。しかしクオリッチは間一髪で脱出し、パワードスーツを身に纏ってさらにナヴィたちへの攻撃を開始する。

 

さらにクオリッチは最終手段として、ジェイク本体の体が眠るコンテナに攻撃を図り、ジェイクとの一騎討ちが勃発。ジェイクは攻勢に出るも、隙をついたクオリッチにコンテナを破壊され、ジェイクのアバターは行動不能に陥ってしまう。

とどめを刺そうとしたクオリッチだったが、その窮地を救ったのはネイティリだった。彼女の矢がクオリッチに直撃し、彼は絶命、ネイティリは慌ててジェイクに駆け寄り、救命を図ろうとする。

 

激しい戦いの末、指導者を失ったRDA社の軍勢は撤退。ジェイクの協力者だった社員を除く全員が地球へと帰還するのだった。

対するナヴィ族側だが、ジェイクと彼のアバターを取り囲み、儀式を行なっていた。救世主を救うべく捧げられた祈りはエイワの木に届き、彼の魂はアバターへと乗り移る。まるで二度生まれ変わったかのように、彼の目は今一度強く、見開かれるのだった。

『アバター』の感想

まず、驚かされたのはその世界観です。「観るのではない、そこにいるのだ。」というコンセプトにもあるように、架空の惑星「パンドラ」に実際にいるかのように感じさせる、そのCGグラフィックス技術の高さは、とても10年前の作品とは思えないものとなっています。

また、そうした技術面だけでなく、物語の中身も感動せずには見られませんでした。当初は自身のため、人類のために動いていたジェイクが、徐々にナヴィ族と心を通わせ、最終的にナヴィ族のために人類と戦う姿は非常に印象的です。

「ナヴィ族と人間」を通し、異文化理解の重要性を改めて感じました。互いに心を通わせたジェイクとネイティリのように、異なる背景を持つ人との交流を恐れずにいたい、そう思わせてくれる作品であるように感じます。

『アバター』の視聴方法

『アバター』はDVDの購入やレンタル、U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴することができます。

2020年5月現在、『アバター』を視聴できるサービスは以下の通りです。

サービス名配信状況月額料金
U-NEXT有料レンタル1,990円
Hulu視聴不可1,026円
Amazonプライムビデオ有料レンタル500円
Netflix視聴不可800円
FODプレミアム視聴不可888円
dTV有料レンタル500円
dアニメストア視聴不可400円
auビデオパス有料レンタル562円
Paravi視聴不可925円
NHKオンデマンド視聴不可990円
TSUTAYAプレミアム有料レンタル1,100円
ディズニーデラックス視聴不可770円
DAZN視聴不可1,750円
  • 見放題無料レンタル:会員であれば無料で視聴・レンタルできます。
  • 有料レンタル:会員であってもレンタル料金が発生します。
  • 視聴不可:お取り扱いがありません。