映画『あと1センチの恋』のあらすじ・ネタバレ・感想

洋画

2014年に日本で公開されたイギリスとドイツ合作のラブコメディ『あと1センチの恋』。

今回は、映画『あと1センチの恋』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想をご紹介します。

『あと1センチの恋』の作品概要

created by Rinker
¥1,227 (2020/07/05 12:06:28時点 Amazon調べ-詳細)
上映日2014年
上映時間103分
制作国イギリス/ドイツ
監督クリスチャン・ディッター
原作セシリア・アハーン作「愛は虹の向こうに」
脚本ジュリエット・トウィディ、セシリア・アハーン
音楽ラルフ・ヴェンゲンマイアー
出演リリー・コリンズ/サム・クラフリン/クリスチャン・クック/ジェイミー・ウィンストン/スキ・ウォーターハウス/タムシン・エガートン

主演のロージー役は、イギリスのミュージシャンであるフィル・コリンズを父に持つ、リリー・コリンズ。ロージーの幼馴染であるアレックス役は、「スノーホワイト」のサム・クラフリンが演じる。お互い思いあいながらも、すれ違い続ける二人のラブストーリー。

『あと1センチの恋』のあらすじ

ロージーとアレックスは6歳からの幼馴染。他愛もないことから、相談ごとまで何でも話し合える唯一無二の存在。お互いが思いあっているにもかかわらず、今の大切な関係を壊したくないがために素直になれません。そんな二人のすれ違いだらけの物語。

登場人物紹介

ロージー・ダン(リリー・コリンズ)

イギリスの田舎町で暮らす主人公。

アレックス・スチュワート(サム・クラフリン)

ロージーの6歳の頃からの幼馴染。

グレッグ(クリスチャン・クック)

卒業パーティでロージーと一夜を共にする相手。ロージーの夫となる。

ルビー(ジェイミー・ウィンストン)

ロージーのよき理解者で、つねに寄り添ってくれる女性。

ベサニー(スキ・ウォーターハウス)

アレックスに気がある同級生。

[出典:http://1cm-movie.com/about/index.html]

『あと1センチの恋』のネタバレ

この先、『あと1センチの恋』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

いつも一緒の幼馴染の二人

6歳の頃からいつでも一緒で、お互いになんでも話し合ってきた、友達以上・恋人未満のロージーとアレックス。高校生になり、ロージーとアレックスは一緒にクラブへ繰り出します。二人はいい感じになりキスをします。ところが、ロージーは飲み過ぎたせいで、その時の記憶がありません。

2人はお互いに好意を持ちながらも、今の大切な関係を壊したくないがために別々の相手とデートします。ロージーはグレッグと、アレックスはベサニーと、卒業式のパーティを楽しみます。その夜、ロージーはグレッグと一夜を共にし、避妊具が抜けてしまいます。

ロージーとアレックスの二人には、「地元から離れてアメリカのボストンで勉強したい」という共通の思いがありました。ロージーはホテル経営が夢でボストンの大学に合格しました。アレックスもハーバード大学に見事に合格し、一緒にボストンへ行くはずでした。

別々の人生を歩み始める二人

吐き気をもよおしたロージーは、自分が妊娠したことに気づきます。しかし、アレックスにそのことを伝えられません。先にボストンへ発つアレックスに、「後から行く」と嘘をついて地元に残ります。

ロージーは産まれてくる赤ちゃんを里子に出すつもりでしたが、日に日に大きくなっていく自分のお腹に愛着を持ち始めます。そして出産後、結局その子供を自分で育て始めます。そして、知り合いの経営するホテルで客室清掃係として働き始めます。

一方、アレックスは大学を卒業し、サリーという女性と暮らしていました。セレブ志向が強いサリーとうまくいかなくなってきたアレックスは、ロージーをボストンに招きます。

昔の様にはしゃいだロージーとアレックスはいい雰囲気になるものの、アレックスにはサリーがいます。しかもサリーは妊娠中。そんな事実を隠していたアレックスに腹を立て、ロージーはアレックスと喧嘩別れしてしまいます。

グレッグとやり直すロージー

ロージーの子供であるケイティが書いた家族の絵を、なんとなくグレッグに送ってしまうロージー。するとグレッグはロージーに「やり直してほしい」と言ってきます。

付き合ってみると、昔よりもいい人に思えるようになったグレッグ。父親を欲しがっていたケイティの嬉しそうな様子を見て、ロージーはグレッグとの結婚を決意します。

ロージーとグレッグの結婚式の招待状がアレックスの元に届きます。そのころ、アレックスはサリーに浮気され、サリーと別れていました。しかも、サリーのお腹の子は自分の子供ではありませんでした。

再会するロージーとアレックス

時が経ち、ロージーは勤めていたホテルのフロント係まで昇進しました。そのホテルにアレックスの元カノのベサニーが現れます。ロージーは、アレックスの連絡先をベサニーに教えます。

ある日、ロージーの両親が旅行へ出かけました。出発してから数日後、「父親が旅先で亡くなった」との連絡を受けます。父親の葬儀に来てくれたアレックスがロージーを励ましていると、酒に酔ったロージーの夫・グレッグが「俺の嫁に触るな」と言ってきます。

ある日、ロージーの家にいくつかの手紙が届きます。その中にアレックスからロージーに宛てた手紙があったのですが、グレッグが隠してしまいます。他の手紙の中に、父親が旅先でロージーに書いたものがありました。

常にロージーを応援してくれた父親からの手紙には、「夢を諦めないでほしい」という思いが綴られていました。ロージーは父親の遺産を使い、ホテルを経営することを決断します。

グレッグの裏切り

そんな時、グレッグの浮気が発覚します。ロージーはグレッグの浮気現場に踏み込んで、平手打ちをくらわします。別れを決めたロージーが、グレッグの荷物を片っ端から片付けていると、アレックスからの手紙を見つけます。

その手紙には、「今なら君を幸せにできる、グレッグは君にふさわしくない」とアレックスの思いが綴られていました。慌ててアレックスにテレビ電話すると、そこに現れたのはベサニーでした。しかもアレックスはベサニーと婚約したというのです。

アレックスの結婚式

ロージーは、アレックスとベサニーの結婚式に出席し、まるでアレックスへの告白でもしているかのようなスピーチをします。

披露宴が続く中、泣きながらケイティがどこかへ行ってしまいます。それに気づいたロージーとアレックスはケイティを追いかけます。ケイティは、ボーイフレンドにキスされたことに動揺したとのことでした。

そこでロージーは、18歳の時にアレックスにキスされたことを聞かされます。アレックスは、ロージーが覚えていないフリをして、そのキスをなかったことにしたかったのだと勘違いしていました。実際は、ただ飲みすぎて覚えていないだけでした。それが、二人のすれ違いの原因でした。

しかし、時すでに遅し。アレックスはベサニーと結婚してしまいました。もう後戻りはできません。二人は空港で、ハグをして別れを惜しみます。

夢のホテルの開業

ロージーはみんなからの暖かい協力を得て、景色の素晴らしい場所にホテルを開業します。

初日にオープニングパーティをしていると、2人目の客としてやって来たのはアレックスでした。アレックスはベサニーと別れて、ロージーの元にやって来たのです。

ロージーが1番眺めのいい部屋にアレックスを案内すると、二人はやっと長いすれ違いに終止符を打ち、素直に心を通わせてキスをするのでした。

『あと1センチの恋』の感想

お互いになんでも打ち明けられて、大切な存在であるとわかっている幼馴染のロージーとアレックス。どちらかが自分の気持ちに気が付いて素直になろうとすると、もう片方には違うパートナーができたりしてしまいます。

最初から最後まで、ずっとすれ違いばかりでとってももどかしいですが、最終的にはハッピーエンドですっきりします。

ロージー役のリリー・コリンズはとってもキュートだし、アレックス役のサム・クラフリンは優しくてイケメンで目の保養になります。展開がどんどん変わっていきますが、話のテンポが良いだけでなく、心あたたまる楽しい映画です。