映画『アメリ』のあらすじ・ネタバレ・感想

洋画

フランスだけでなく日本でも大ヒットとなった、ジャン=ピエール・ジュネ監督のロマンティック・コメディ『アメリ』。

今回は、映画『アメリ』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想をご紹介します。

『アメリ』の作品概要

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上映日2001年
上映時間120分
制作国フランス
監督ジャン=ピエール・ジュネ
脚本ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン
音楽ヤン・ティルセン
出演オドレイ・トトゥ/マチュー・カソビッツ/ヨランド・モロー/ドミニク・ピノン/セルジョ・マーリン/ジャメル・ドゥブーズ

2001年エディンバラ国際映画祭で観客賞を受賞するなど、多くの映画祭でさまざまな賞を受賞。ジュネ監督は「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」をキャロとのW監督で制作したことで知られています。 「アメリ」はそんなジュネ監督が初めて単独で制作した長編映画です。セットでの撮影が多かった彼が、ロケ撮影の後に加工を施して作り込んだ美しい映像が展開される。

『アメリ』のあらすじ

神経質な両親の元で育ち、空想の中で遊ぶことと、こっそり悪戯するのが好きなアメリ。22歳になり、アメリはモンマルトルのカフェで働くようになる。ある日、アメリは街で青年ニノと出会い心ときめく。

登場人物紹介

アメリ・プーラン(オドレイ・トトゥ)

空想好きで、人とのコミュニケーションが苦手な女の子。

ニノ・カンカンポワ(マチュー・カソビッツ)

他人の証明写真を集めるのが趣味の青年。

マドレーヌ・ウォラス(ヨランド・モロー)

アメリが住むアパートの女管理人。

ジョゼフ(ドミニク・ピノン)

カフェの常連客の男性。

レイモン・デュファイエル(セルジョ・マーリン)

骨が脆くて外出できず、部屋で絵を描いている老人。

[出典:https://www.albatros-film.com/movie/amelie/chara.html#]

『アメリ』のネタバレ

この先、『アメリ』のストーリーを結末まで解説しています。ネタバレを含んでいるためご注意ください

子供の頃のアメリ

空想好きで自分の殻に閉じこもっている、少し変わった少女のアメリ。アメリを心臓病だと思い込んだ父と、神経質な学校の先生である母の元で育てられました。学校にも行かなかったため、友達もできずに空想にふける幼少期を過ごしていました。

事故で母を亡くし、父は家にこもりがちになります。「いつまでもこのままではいけない」と、アメリは自立を決意して一人暮らしを始めます。そして、モンマルトルのカフェであるドゥ・ムーランで働き始めます。

ある日、部屋の穴から古い宝箱を見つけたアメリ。持ち主にその箱を返そうと、色々な情報を集めます。アメリはその帰りに、証明写真機の下を棒で探り、探し物をしている青年・ニノを見かけるのです。

小さな幸せを感じるアメリ

アメリは、同じアパートに住むガラス男と呼ばれるレイモンというおじいさんに宝箱の持ち主の連絡先を教えてもらいます。レイモンの情報のおかげで、アメリは宝箱を持ち主に返すことに成功します。持ち主は、これを「奇跡だ」と喜びます。

こっそりその様子を見ていたアメリも喜びます。そしてアメリは、人が少しだけ幸せになれる親切をはじめるのです。

アメリはカフェで働く帰りに再びニノを見つけ、ニノにときめきを覚えます。その時ニノは、あるスキンヘッドの男性を追いかけて走っていきました。

そして、ニノが落とした荷物の中からアルバムが出てきます。アメリは、ニノが捨てられた証明写真を集めてアルバムに貼ってることを知ります。

アルバムを探し求めるニノ

アメリは、レイモンにニノの落とし物であるアルバムを見せます。同じスキンヘッドの男の写真があることに気が付いた二人は、ニノがこの男を探しているのではないかと話し合います。

アメリは、ニノがアルバムを探しているという張り紙を見つけます。しかし、そこにある電話番号に電話をする勇気がなかなかでません。しかし、勇気を出して、ニノの職場を訪れたアメリは、ニノのバイクにメッセージを残します。

アメリの指示に従ったニノはアルバムを取り戻します。しかし、ニノは会うことができなかったアメリの存在が気になり出します。ニノはアメリに会いたい一心で、再び張り紙をします。すると、「ドゥ・ムーランに来るように」と拾った写真に書かれていたのでした。

アメリとニノ

カフェにニノがやって来ました。しかしアメリは自分の存在を知らせることができず、同僚に頼んでニノにメッセージを渡してもらいます。

アメリのメッセージを読んだニノが、指示通りに駅に向かうと例のスキンヘッドの男が証明写真機から出てきます。そこでニノはその男が写真機の修理屋であることを知ったのです。アメリはニノの願いを叶えることができました。

ニノは再びカフェにやって来ますが、アメリはいません。アメリが自分のアパートの部屋から出ようとすると、そこにはニノがいました。二人の思いは通じ合い、愛し合います。そして幸せそうなアメリとニノは、バイクの二人乗りでパリの街を走っていくのでした。

『アメリ』の感想

空想の中で遊び、悪戯好きなアメリ。クリーム・ブリュレのカラメルをスプーンで割ることが好きだったり、水切りが好きだったり。誰にでも「あるある」って思わせるような、そんなエピソードがいっぱいで、心がほっこりします。

アメリの悪戯は可愛いのですが、少し度が過ぎています。他人の部屋に侵入したり、ストーカーっぽいことをしたりなど、現代では軽犯罪に匹敵するレベルではあります。しかし、そこは愛嬌で目をつぶって映画のストーリーを楽しむことが大切です。

なんと言っても、ファッションやお部屋のセットなどがとっても可愛らしいです。しかも映像に加工が施されているため、とても美しくてノスタルジックな印象の映画です。